尿蛋白さん
最新の記録ノート
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17年10月15日(日)
岐路にたたされた日本の物つくり |
< 選挙の争点は何なん...
| 恐るべし コピー商... >
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選挙戦と共に世間をにぎわせている神戸製鋼の検査データ改ざん問題についてですが、鉄鋼に携わる身の自分としても非常に驚いています。 しかも自分の身分が品質管理課に所属している(とは言っても名ばかりですが)身としてはあの大企業がとてもそんなことをするとは思えない気持ちでした。 恐らく、昔から培ってきた物つくりの職人気質の人間がどんどんリタイヤし、代わって納期優先、コスト削減が最優先された結果、しわ寄せとしてこのような結果に至ったのではと個人的には考えるのであります。 実際に同じような事はあまり大きな声では言えませんが、前職場でも多々あり、検査結果がスペックから外れていた場合には社内マニュアルでは保留品扱いとして出荷は一時保留となるのですが、納期が間に合わなくなると、再検査を行い、スペックに入っている部分のデータのみを採用して合格品扱いとして出荷するというケースが多々ありました。 まあ 明らかに不良品でこのまま出荷しても製品として使えない事が明白な物については当然不良品として廃棄する訳ですが、 規格ギリギリでアウトになった製品に対してはその時の情勢によって組織の上層部の判断で合格扱いで出荷するケースも目にしましたし。 神戸製鋼のケースの場合にはもっと事実関係の詳細についての確認をしての判断が必要かと思いますが、マスコミではニュースになるキャッチーな言葉を全面に押し出して報道しているので、言葉じりにばかり踊らされることの無いように、しっかりと注視していきたいと思います。 それにしても日本の物作りはこれからどこに向かっていくのでしょうか。 一度原点に立ち返り、昔の職人が当たり前に持ち合わせていた精神を再び学ばなければ、中国にも追い越されてしまいます。 日本が絶対に他の国には負けないものはまずは品質である事を信じたいです。 (自戒の念を込めて)
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