小雑把さん
最新の記録ノート
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22年03月19日(土)
視聴者の手紙に感動 |
< 愛子様の初単独会見
| 冷蔵庫内の食材整理 >
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視聴者の心に残る場所に火野正平が自転車で行き、その場所で視聴者の手紙を読むBSの「こころ旅」を見て感動。その手紙の内容だけコメントせずに貼っておきます。
その場所は、上天草市松島町阿村(あむら)にある高舞登山(たかぶとやま)です。 標高117mの低い山ですが山頂からの眺めはとても美しく心が和みます。 50数年前、私は5歳ぐらいで、保育園の遠足は高舞登山が定番でした。 遠足と言えば「お弁当」ですが、そのお弁当を作ってくれる人が私にはいません。 母はがん治療のため入院、父は町役場の用務員をしていましたが、幼いころの病気の後遺症で右腕は完全にマヒしておりました。 お弁当は父が仕事の昼休み時間に、パンを持って、その山を登ってくることになっていました。 さあ、お弁当の時間。みんな風呂敷包みを開けて食べ始めているのに、父はまだ来ません。 私は突っ立っていました。 誰かのお母さんが「一緒に食べよ」と言ってくれましたが、「父ちゃんが来るけん、よか」と言って待っていました。 父が汗を流しながら登ってきたときの姿を見つけた時、それは、それはうれしかったこと。 私たち、父娘は皆とは少し離れた木の根と石が階段のようになっている場所の一番上のところで二人座って食べました。 父の大きなポケットから出したクリームパンと牛乳パン。 私は大きい牛乳パンを口いっぱいにほおばりました。 そうでもしないと涙が出そうだったのです。 わざわざ当時は歩いてしか登れない山を登ってきてくれた父。 高舞登山は、父の愛情を思い出させてくれる、そんな山です。 (火野正平とうちゃこ日記より)
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