メタボなりやすい度の解説コラム

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「メタボなりやすい度」解説コラム

 

“メタボリックシンドローム”(通称:メタボ)ってなに?

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪症候群とも呼ばれ、高血糖、高血圧、脂質異常(高脂血症)などの生活習慣病を引き起こしやすい状態をいいます。
内臓脂肪型肥満は、皮下脂肪型肥満に比べ、外見からはわかりにくいため、知らない間に脂肪がついているケースが多くなります。
ウェストが男性は85cm以上、女性は90cm以上の場合、要注意と言われています。

メタボで、特に気をつけなければいけないのは、1つ1つの症状はそれほどひどくない場合でも、それらが重なることで、一気に動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞など命にかかわる症状への危険が増します。
そういった危険性を重視して、2008年より40歳以上を中心とした「厚生労働省 特定健康診査・特定保健指導 」が実施されています。

メタボの原因は、内臓脂肪とはっきりしていますので、基本的には食事と運動を改善することでメタボ予防はできます。しっかりと自分の生活習慣を見直して、悪いところを少しでも改善し、メタボ予防をしましょう。

食事は栄養バランスとカロリー計算

あたりまえですが、食生活が乱れると健康が維持できません。メタボ予防も、この食生活の改善が不可欠です。
まず、バランスよく食事を取ることはもちろんですが、朝、昼、夕と3食きちんと食べましょう。また、夕食はなるべくカロリー控えめな食事にして、寝る3時間以上前には食事を済ませましょう。
揚げ物やフライなどの油を使った料理は高カロリーのため控え目にし、煮る、蒸すなど、同じ食材でもカロリーを抑えられる調理法を選びましょう。また、肉類を減らし、野菜、きのこ、海草などをたくさん摂りましょう。味付けが濃いものも、塩分の取りすぎになりますので控えましょう。

また、よく噛むことも重要です。
満腹中枢を刺激し自然と食事の量を抑えることができますし、よく噛むことで唾液の分泌量が増し、消化を助けてくれるため、胃腸への負担も和らげます。よく噛むと、それだけ食べるのにも時間がかかります。食べてから満腹中枢が「満腹だ」と感じるまで、20分くらいはかかると言われており、その間に早食いしてしまうと、満腹だと感じる前に、たくさん食べ過ぎてしまいます。よく噛んでゆっくり食べることは、食事量を減らすのにも有効です。

・栄養バランス、カロリーを気にしよう
・食事の量を抑えよう
・規則正しく食事をしよう
・よく噛んでゆっくり食べよう

運動は、脂肪を燃焼させる有酸素運動で

お腹周りを引き締めようと思って、腹筋をすればよいと考えるのは早計です。実は、内臓脂肪は、腹筋のような筋肉トレーニングよりも、ジョギングや水泳などの有酸素運動の方が効率よく燃焼されます。
ただ、ジョギングや水泳は、時間がなかなかとれずに実践するのが難しいかもしれません。それでも、日常生活の中で工夫や努力、習慣次第で改善できることはたくさんあります。例えばエスカレーターやエレベータを避けて階段を利用したり、20~30分の距離を毎日歩くようにするなど、ほんの少しの運動であっても、それを毎日継続することで効果が生まれてきます。
まずは、日ごろから体を動かす習慣を身に付けることから始めていきましょう。

・内臓脂肪は有酸素運動で燃焼する
・日常生活の中で体を動かす習慣を身につける

喫煙、睡眠不足、ストレスも、メタボ予防の大敵です

これらはいずれも血行を悪くし、血液循環を妨げるため、脂肪の燃焼や基礎代謝を低下させます。
また、ほかの病気を誘発する可能性もあり、すぐに改善する必要があります。
特に規則正しい睡眠時間の確保と、ストレスを溜め込まないこと。
毎日の生活習慣に慣れ、ついつい不規則な睡眠になりがちですが、できる限り改善しましょう。
また、ストレスも筋肉を硬直させ、血行を阻害し、さまざまな支障をきたします。カラダにとってもココロにとっても、ストレスは天敵。日ごろからストレス解消を心がけるようにしましょう。

メタボ予防は、あせらず気長にコツコツと!

内臓脂肪は、一朝一夕に燃焼させることはできません。
脂肪1kgを燃焼させるには 7000~8000カロリー必要とも言われています。
日々の生活の中で無駄な摂取カロリーを抑え、コツコツ運動で消費していかなければ、内臓脂肪はなかなか減ってはくれません。

内臓脂肪がつく前に、基本的な生活習慣を見直し、過度な食事制限や無理な運動をせずに、メタボ予防していきましょう。
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