あるえがくさん
最新の記録ノート
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07年06月29日(金)
学びて時に之を習う |
< 礼節を重んじる
| 祭りのあと >
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http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070627_0e01.html
↑転勤デビューの彼の愛用のべっこうが音を立てて転がったところから
卒業式の後片付けが着々と進められている体育館に怒号が響き渡る。
そして彼愛用のいろめがねがカラカラと転がります。
「お前、ムカツくんじゃ!!」
「なんやぃ!!」
声のする方に目をやるといろんな形の学ランをお召しになられている卒業生と相変わらず着膨れてる彼。頭に血が上っているのでしょう。
顔が真っ赤でした。
そして猪狩元秀ばりに間に割って入って組み分けようとしている、我がクラスの担任。
卒業生も、転勤デビューの彼も、担任は目に入っていません。
担任はもみくちゃです。
異変に気付いて他の教員達も止めに入ります。
つばぜり合い程度で事態は収束に向かいました。
彼の偉大な所は、この行事は通常、卒業生の学年を担当している先生の身に起きる出来事なのですが、その年、彼は僕たち1年生の担当だった、という点です。
学年を越えて彼の威光が及んでいたのです。2段階飛び級です。
2階級というとライト級とウェルター級ぐらい違います。
この話にはまだ続きがあります。
翌年も、彼の威光はとどまる所を知りません。
その年も指名が競合するぐらいのドラフト1位です。
松坂と鉄平ぐらいの開きがあります。
とはいえ、サプライズが大事ですから、事前に計画を公言する者は誰もいません。
そして迎えた当日。
粛々と式は進行し、卒業生が見送られて校門から最後の送り出しをされていきます。
例によって僕たちは体育館に片づけをしに向かおうとしていたところでした。
卒業生のあるグループからこんな声が聞こえてきます。
「よし!今から行くぞ!!」
その場にいた僕たちを含む、誰もがピンときます。
僕もその時こう思いました。
「今年も祭りだ」
と。
さすがに長くなったので以下次号です。
http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070702_0e01.html
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