祭りのあと【あるえがくさんの健康管理カラダカラノート】

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07年07月02日(月)

祭りのあと

< 学びて時に之を習う  | 言いたいこと >
http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070629_0e01.html
↑みんなの心の中に「祭り」の予感がはっきりと感じられたところから。


「よし!今から行くぞ!!」 という掛け声でその場にいたみんなの心にたった一つの事が浮かびます。


『このシーンを見逃すと後悔する』


転勤デビューの彼は教員ですから、持ち場というものがあります。職員室にいなかった所をみるとおそらく体育館の担当だったのでしょう。

卒業生たちはその日の主役ですから、なにかと制約が多く、彼の所在地など知る由もありません。

ですが、前年度の事もありますから、まずは体育館へ向かいます。
僕たちも先ほどまで彼と一緒に体育館にいましたから、そこに向かいます。


ところが。


居なければいけないはずの場所に彼はいません。
卒業生たちが色めき立ちます。


「おるぁ!!●●ッッ!!出て来いや!」と、今から思えば高田本部長の台詞かと見まごうばかりの口調で、居るはずの彼を挑発します。


「どこ行った!?探せ!!」という叫び声。


その時、奇跡が起きます。

当時、一学年先輩、というと現人神のような存在です。
上意下達、ジャイアニズム、色々表現はありますが、下級生には行動を起こす自由すらない。


ですが、その時は違います。


今から思うと、イビツァ・オシム氏の言いたい事はああいうことなのかな、と思います。




『考えて走る』



指示など誰も出していないのに、下級生達が数人で1グループになり、四方八方に走り出しました。
目的は、彼を探す事。

僕は最後の日にして、先輩たちと初めて一つになれたと思いました。


投入された捜査人員は5、60人はいたと思います。


学校中をくまなく探しましたが、彼は見つかりません。
教官室、というサンクチュアリにも行きましたが、そこにも彼の姿はありません。


結局、最後まで彼はみつかりませんでした。



彼のその日の居場所は、学校の七不思議として語り継がれています。




↓彼の違った一面
http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070709_0e01.html

【記録グラフ】
体重
67kg
体重(kg) のグラフ
   
コメント
flo 2007/07/02 21:39
次のお話が、気になって眠れないかも~。笑。
あるえがく 2007/07/03 19:09
>pino9さま
なんと!!
このエピソードは一旦ここで終わってしまうのですが…。

コメント頂けると、日記書かなきゃ!って思いますよね(笑)。
また違うエピソードを練っておきますー。

flo 2007/07/05 17:35
先生は、何処へ雲隠れしたのでしょう!!七不思議で終わるのなんて~。学校の怪談話になりそうですね。実は、理科室や音楽室あたりの○○さんに、連れて行かれて・・・なんて。何処かに隠し部屋があったりもして。学校だから、七不思議もありですね。
あるえがく 2007/07/09 10:51
>pino9さま

ほんとうにくまなく探したんです。学校中。
理科室や音楽室あたりのフラワー子さんに連れて行かれてるとそれはそれで
語り草になったのですが。
翌日からまたいつもの傲岸不遜な感じに…。

あーあ…、こりゃまたやられるぞ、と思いました。
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