100km、無事完走【いわんさんの健康管理カラダカラノート】

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08年06月07日(土)

100km、無事完走

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2008/06/07 阿蘇カルデラスーパーマラソン完走報告

前半50km…5:01:47
後半50km…6:23:09
合計100km…11:24:56(191位)

前日、内牧温泉(ゴール地点)の旅館の4人相部屋に泊まり20:00就寝、翌朝2:30起床。買い置きの弁当を食べチャーターバスでスタート地点まで移動。受付は前日夕方に間に合って済ませていたので時間にゆとりはある。かみさんは別の宿に泊まりまだぐっすり眠っている頃。

受付でもらった大会誌によればエントリー数は100km男子737人、同女子100人、50km男子526人、同女子149人。毎年参加者は増えているが今年は特に増加が著しい。実際は100人程度が欠場か?

名簿できちんとはカウントしていないが100km男子の場合50歳代が3割程度、40歳代が3割弱、続いて30歳代が多く、中には70歳代も数人いる。最高齢は75歳。

今大会に私の思い入れが少しあるのは誕生日が6/7だから。毎年6月第一土曜日開催の大会なのでいつかは誕生日がぶつかることもあろうと思っていたが、節目の50回目の誕生日がちょうど当たったので、今年こそはなんとしてでも出場しないわけにはいかない。

漆黒の闇が白み始めた5:00陣太鼓に見送られて100km男女がスタート(50kmは中間地点で11:00スタート)。前列はレベルの高いランナーが我先に飛び出していくので、10列目くらいからのスタートは正解、ゆっくり走り始める。暑くも寒くもなく薄曇で絶好のコンディション。

最初に50mほど下り20kmまでに100m登る。パンフレットに掲載されていた5cm大のコース縦断図を切り抜いてビニール袋に入れシューズに忍ばせている。このあたりは十分頭の中に入っているしゆとりもあるので見る必要もないが、略図なので実際はそれほど単純ではなく細かいアップダウンがある。

自分のリズムに任せて何人か追い抜いた中に70歳ぐらいとおぼしき裸足のじいちゃんランナーがいた。アベベか!と思わずつっこみを入れたくなったのは私だけだろうか。10kmあたりで追い抜かれたヤンキーランナーは両ふくらはぎにびっしりとタトゥーがはいっていた。アメリカ人?に負けるかと意地を張ったのはつかの間だった。

沿道から暖かい声援をいただくのはいつもながら嬉しい。警察の許可を得るためにコース設定を国道から外してあるため、カルデラ地形の火口原を縫う農道や民家の前の田舎道を走る。家族に付き添われた車椅子のご老人も精一杯声を掛けてくれる。

20kmポイント表示を見過ごしてしまったようだが1:50くらいの通過タイムでやや早すぎる。21.9kmポイントのエイドステーションで給水しストレッチを入れる。ここから山に入り坂路が始まるので十分にストレッチをして3~5分休憩する予定だったが、目の前を10人、15人と人が追い抜いていくの見ると落ち着かなく早々に休憩を切り上げてしまった。器の小さい男だ。

ここからの坂路はカルデラ地形のまさに陥没部分、火口原と外輪山との境で急峻な坂道が続く。2.5km間に350m駆け上がる。平均勾配で14%、部分的には林道規定を逸脱する16%超と思われる坂もありガクンと失速する。休んでもいいので決して歩きはしないというのが目標の一つだったので、歩くスピードと変わらなくともとにかく意地で走り続ける。それでもゴボウ抜きにされ50人くらいに抜かれただろうか。

途中ウグイスとカッコウの鳴き声がひっきりなしに聞こえ気を紛らせてくれる。九十九折(つづらおり)を上り詰めていくとどこからともなく陣太鼓の音が聞こえ始め、やがて段々と音が大きくなってくる。きっとさっきの太鼓チームが峠でランナーを鼓舞してくれているのだろうと思い粘る。登りきって陣太鼓の前を通過すると、ひときわ力強く叩いてくれる。ありがとう。

まだまだ長くなりそうなので続きはまた明日。

【記録グラフ】
ジョギング
685分
ジョギング(分) のグラフ
   
コメント
longingly8 2008/06/10 23:04
いわんさん
天候も良く、そして何よりも完走おめでとうございます。
いわんさんの思い入れがよく分かりました。

それにしても70歳代の方、100kmに挑戦する女性の方
驚きです。2,30年前まで女性はフルマラソンすらなかったのに。

100kmだったら箱根のように一泊したい距離ですね。
いわん 2008/06/11 23:13
longing8さん

ありがとうございます。優柔不断でなかなか実行が伴わない私は周りの人やこういった場を借りて宣言し、有限実行に持っていくスタイルがいいようです。

20代から30代、40代?と思われる女性にもずいぶんと抜き去られました。また50台後半と見える団塊の世代のおじさんたちもしぶとく、終盤にどんどん抜かれました。

まさに山あり谷ありの過酷なレースでしたが、最高に楽しい1日でした。
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