源氏物語【mametarouさんの健康管理カラダカラノート】

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08年07月22日(火)

源氏物語

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仕事を一区切りつけて、
ヤフーを覗いてみると源氏物語の写本が見つかったとの記事がありました。

当時の時代背景を考えると、
源氏物語は世界的な作品とも言える内容だと思っていますし、
実際、そのような評価がされているからそこ、
ヤフーのトップ記事になっているのでしょう。

まぁ、そんなことはおいといて、
高校時代に結構読んだんですね。
原本ではないですが現代語訳であったり、漫画であったり。

女性からすると源氏は嫌な男性かもしれません。
ハッキリ言って浮気者なボンボンと言えなくもないです。
それなのに才能があるから余計嫌なヤツかもしれないですね。

私もそんな浮気な性格には呆れる部分もあるのですが、
妙に情に厚いところであったり、
妙に一人の女性(藤壺)にこだわってしまうあたり、
何となく気持ちが分からないこともないなと感じてしまいます。

あんなに色男じゃないですから分からないですが、
本気で夢中になれる人・・・
そんな存在を探してコンパに参加をしていたような時期もあったし、
失礼だとは思いながらその存在を忘れるために付き合ってしまったこともあるのです。
本当に酷い話だと自分でも後悔していますが・・・

源氏物語の源氏、最後は幸せでしょうかね?
物語では出家してそれ以降の感情の記述はありませんが・・・
私にはあれだけの地位、財産、恋愛を経ても本当に幸せだったとは思えないのです。
客観的に幸せだったと納得しているだけのような気がするのです。
地位も財産も無くても良かったのでは?と思うのです。

記事を読みながら、
昔の感情と今の感情がごちゃごちゃになりながら、
仕事をしていましたがミスをしていないか心配です(笑)

コメント
シトロン 2008/07/22 18:30
シトロン

そうですね。最後の源氏は寂しい生涯の終わり方でしたね。

ちなみに私は、紫の君が理想の女性です。いつも、才知を持って、美しく信じて、一人の人を感じて生きていくことが、素敵でした。
mametarou 2008/07/22 20:54
紫式部は紫が好きだったようですね。
で、紫の上は「紫」が付くように最高の女性として描かれていますね。

ただ、それでも「藤壺」の面影を残す女性として描かれており、
源氏が惹かれた部分としてその面影をハッキリと描写しています。
それらの上に成り立った偏愛と言う部分があって、
それは女三宮をもらいうけた経緯にも表れています。

紫の上にとっては源氏は特別な存在だったと思います。
でも、月日とともに源氏が自分に誰かの面影を見つめていることに気付いています。
それが故の浮気性にも・・・
でも・・・時代的に彼女は一人では生きていけないんですね・・・

そう考えると両者とも幸せだったとは言いにくい部分があります。
何故、そんな寂しい内容に惹かれてしまうのか・・・

何となく、人の持つ大きな性質をあらわしているような気すらします。
源氏にも紫の上にもどちらにも転がりうる不安定な状態と言うか・・・

多くの共感を得ているのは他人事ではないから?なんて思ったりします。
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