色々考えさせられました【ブルドッグさんの健康管理カラダカラノート】

トップ>メンバー検索>ブルドッグさんのトップページ>記録ノートを見る>色々考えさせられました
09年01月25日(日)

色々考えさせられました

< 冬空の中頑張りまし...  | 仕事の評価 >
ポスト戦後社会(岩波日本近現代史9)は色々考えさせられる問題提起が多い。
 日本の家族社会について(第3章家族は溶解したかより)
 ①'70以降家族の結合力と会社の結合力は同時並行的に弱まっていった。
  将来志向の考え方が影を潜め「その日を楽しく、摩擦なく」の考え方が7割以上。
  全人格的な接触より部分的な接触で満足する形が殆ど
        ↓(このことは)
   「近代社会の地殻変動が始まっている」と見るべき。
 ②郊外化と核家族の閉塞
  '70 の家族の分解は新しい個人志向のメディアの生活空間への浸透
  '80台以降・・・青少年による犯罪の多くは「自分と言う存在」の確からしさの喪失→自己そのものが夢の中でしかない
         感覚の拡大がその原因
 以上非常に考えさせられる問題提起であり暫く自分なりに考えてみる積りだが今まで何となく不安に感じていたものが
 解ってきたような気がする。
久しぶりに問題を考えさせてくれる本に出会った感じ。2、3回読み直してみる必要がありそう。
▼ 大阪国際女子マラソン
 次の有望選手が出てきて欲しかった。浅い選手は一段と成長が見られる。案外遅咲きかもしれない。赤羽選手が面白い存在になり そう。まあ期待は持てるか・・・


   

【記録グラフ】
ウォーキング
45分
ウォーキング(分) のグラフ
体重
62kg
体重(kg) のグラフ
 
コメント
longingly8 2009/01/26 21:14
>①'70以降家族の結合力と会社の結合力は同時並行的に弱まっていった。
> 将来志向の考え方が影を潜め「その日を楽しく、摩擦なく」の考え方が7割以上。
  
  私の入社は70年代です。当時はまだ猛烈社員という言葉もあり
  会社の結束力はありました。

  ・先輩は後輩を育てる。後輩を真剣にしかる。

  ・後輩は先輩に怒鳴られたぐらいで会社を辞めるなんてことは考えもしない。
   悔しさをバネに仕事に向かった。私も怒鳴られた。会社にとっていい商品と
   技術者の押すものとに隔たりがあり、納得できない面も多かった。
   若いうちは「会社の求めるもの」が理解できませんでしたから。
   最高の技術を駆使した商品 ≠ いい商品 = 利の厚い商品

  ・先輩から後輩へ会社の伝統が受け継がれていた。

  90年半ばごろから、「新人を強く叱ると辞めてしまうぞ」と管理職の間で話題になったことを
  覚えています。入社1か月(まだ研修期間)で辞めた、3か月で辞めたと、いとも簡単に退社していく
  若者が増え、会社も少し新人に迎合し出してきたようにみえました。

  その後、仕事・出世でなく家族と一緒の時間を大事にするという風潮が世の中に広まってきました。 
  そして今は家族ではなく個人単位の生き方を重んじるように価値観が変わってきて
  若者の中には、どこかに寂しさを抱え、心の拠り所を見失ってしまった人が出始めているように思えます。 
コメントを書く
コメントを書き込むには、ログインが必要です。
ページTOPへ戻る↑
シェアする