steedさん
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09年10月20日(火)
西太后 |
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【今日のできごと】
稀代の悪女・その真実は 今夜のBS放送「プレミアム8」より
【今日の感想】
滅亡寸前の清を半世紀にわたって治めた。 1853年 清の咸豊帝妃として後宮に入り、1856年 帝の唯一の男子を出産する。 アロー戦争で熱河にのがれていた皇帝一家は北京へ戻ろうとする1861年 咸豊帝が崩御。西太后はただちにクーデターを発動して権力を掌握した。北京に帰還すると我が子”同治帝”の後見として政治の実権を握るが、1874年たのみの同治帝が病没。 ただちに甥の光緒帝(4歳)を皇帝とし、その後見人となる。 1884年 政敵の恭親王を清仏戦争の責任をとらせる形で失脚させる。 1887年 光緒帝の成年に伴い、3年間の訓政となる。 ひとたび事が起こるとその決断は早く、この直感力は鋭い。欧米列強がそして、ロシアと日本が迫り来る中、義和団事件では政治に外国からの意見を取り入れようとする光緒帝を抑え、これを支持する光緒帝の側室珍妃を井戸に投げ入れて殺害し列強の介入を阻止しようとした。 また、ライバル麗妃の両手足を切断して甕の中で飼ったなどの話もあるがこれは完全なフィクションのようである。その他、西太后の残酷な所業の話が多数あるが多くは清が滅びた後に造られたものでは?との見方もある。 晩年、溥儀を皇帝とし西太后はこの世を去るが、この3年後、辛亥革命により清は滅亡して溥儀はラストエンペラーとなった。
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