鞆(とも) ⇒ 釧 (って腕輪?)【abc_xyzさんの健康管理カラダカラノート】

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10年10月13日(水)

鞆(とも) ⇒ 釧 (って腕輪?)

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釧(くしろ)

日本の古語でバングル(腕輪)を指す。
万葉集にも「くしろ」の表現がある。
魔除けとして縄文時代から古墳時代までの数千年間、男女の別なく用いられた。

・石釧(いしくしろ):碧玉(ジャスパー)などで作られた釧。
・鍬形石(くわがたいし):鍬を模して作られた石釧。
・車輪石(しゃりんせき):車輪を模して作られた石釧。
・銅釧(かなくしろ):銅製の釧


[語源説]
 (1)朝鮮語 kusil(珠)と同源〔万葉集=日本古典文学大系〕。
 (2)クシシロ(櫛代)の義か〔和訓栞〕。
 (3)クサル(鏁=金偏に巣の旧字)の名詞形クサリの転。珠や鈴をくさりつけたのがもとか〔大言海〕。
 (4)クシ(奇)に接尾語ロを付した語〔日本古語大辞典〕。
 (5)コヱシラセ(声令知)の義で、鈴の音をいう語〔名言通〕。


北海道の地名の「釧路」は、この古代の「釧」とは全く無関係。
古くは「クスリ」と言い、「久寿里・久摺・久須里」とも書いたそうです。

以下は「釧路」の地名の由来説。
(1)松浦武四郎著『蝦夷地の道国郡名字上書』
 「クシル(越路)と命名仕度候 <中略> 舎利領、又根諸領の土人往来の処なれば、
 クシルと申候事に御座候。又一説、クスリにて温泉の薬水の義とも申候」

(2)永井方正著『北海道蝦夷語地名解』
 「咽喉の意の蝦夷語 kutharo から」

(3)バチェラー著『アイヌ語より見たる日本地名研究』
 通路の意のアイヌ語 kushu-ru から。


「釧」は当用漢字や後の常用漢字にもなく、現代語で「釧路」の地名の他にほとんど用のない文字ですが、
JIS漢字コード(1971年制定)の第一水準に収録されています。
JIS漢字コードの文字選定基準のひとつに、制定当時の都道府県名・市区郡町村名をすべてコンピュータで扱うという目的があったためです。


※)鞆の浦
 鞆(とも)とは、弓を射る時に左手首の内側につけて、矢を放ったあと弓の弦が腕や釧(くしろ)に当たるのを防ぐ道具である。
 古語では「ほむた・ほむだ」といい、鞆という字は国字である。
 釧って?




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