あたらしい憲法のはなし【節翁さんの健康管理カラダカラノート】

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13年05月03日(金)

あたらしい憲法のはなし

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1947年、戦後2年目のことであった。
中学、高校の生徒に、黄色い表紙の冊子が副読本としてに配られた。
「あたらしい憲法のはなし」である。

中学1年生にも理解できる平易な記述であったが、
“民主主義””基本的人権””非武装””戦争放棄”
衝撃的な言葉があった。それは感動的でさえあった。

戦争と敗戦、極貧の生活を経験し、国家や政府に不信を抱いていた人々
それらの人々の心をも捉えるなにものかがあった。
敗戦国日本の未来に希望が見えてきたように思えた。

平和憲法を心の拠りどころに、
当時の青年たちが理想とした日本は、”非武装、中立”である。
いかなる軍事同盟にも加担せず、世界の平和を希求する。
日本が世界平和の先駆けとなる。

「60年安保闘争」は、そんな日本を目指す一大国民運動であった。

だが、その後の日本は、ベトナム戦争特需、所得倍増・・・、
ひたすら経済大国への道をひた走った。
外国からは、金儲けだけが取り柄の「エコノミック・アニマル」と蔑まれさえした。

バブル経済、バブル崩壊と続く・・・。、
理想なき国家、理念なき国民だけが残った。

「日本国憲法こそ諸悪の根源」と忌み嫌った岸信介首相、
その孫、安倍晋三が首相となり、民主・人権・平和の憲法にとどめを刺そうとしている。

日本の未来は、これでいいのか!
いま一度、憲法の理念に立ち戻って考えたい。










【記録グラフ】
万歩計
2759歩
万歩計(歩) のグラフ
   
コメント
マイペンライ! 2013/05/04 16:34
その孫、阿部晋三が首相となり、民主・人権・平和の憲法にとどめを刺そうとしている。
・・・へえ~ 皮肉なもんですな
 節翁 2013/05/05 08:53
マイベンライさん

祖父は60年安保闘争の渦のなか、首相辞任。
お孫さんは「改憲」に意気盛ん!


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