tomytomyさん
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13年09月23日(月)
まんが世界むかし話、スゲー |
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< 民のなりたち、スゲ...
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毎週日曜日の朝、小3の息子は「まんが日本むかし話」を見ている。
市原悦子・常田富士男の語りと「坊やぁ〜良い子だねんねしな♪」の 主題歌。完全に覚えている。懐かしいな。私も子供の頃見ていたよ。
TV番組表を見てると、「まんが世界むかし話」も放送中ではないか。 宮城まりこさんの語りと「ウバウバウキャキャ♪」の主題歌。
「穴ぼこに〜、落っこったら〜、そこは地球のおへそなのさ♪」 こちらも完全に覚えている。子供の頃、見ていたな。 主題歌から語りまで全て宮城まりこづくしだった。懐かしい。
すぐに息子に勧めた。今では毎週、日曜の朝、息子は 日本のものも世界のものも、むかし話を欠かさず見ている。
感性豊かな人間になってくれそうだなあ〜。
「でも日本昔ばなしの方が好きかも」って息子が感想を漏らした。 「だって、世界むかし話は暗いから......」という。
そうだったかな......って昨日の朝、世界むかし話を見てみた。 「すずの兵隊さん」の話を放映してたよ。アンデルセン童話だ。
材料のすずが足りないせいで、一本足になってしまったおもちゃの兵隊さんは 仲間はずれでいつもひとりぼっち。
冒頭からなんかかわいそうムードが沸き上がってくる。
一本足の兵隊さんは、おなじように一本足で立っている踊り子の人形に恋をする。 ほほう、人形さん同士の純愛物語かなあ。
ところが、一本足の兵隊さんはいじわるな鬼のびっくり箱によって、 家から放り投げられてしまい、苦難の連続の試練を味わう。
子供にひろわれて、紙のボートに乗せられて川に流されたり、 ネズミにおどされたり、とうとう川に沈んで魚に食べられてしまったり。
げげげ。どこまでも主人公がいたぶられるなあ。アンデルセンってドSかよ。
ところが、ラッキーなことに、兵隊さんを食べた魚は漁師に取られて、 その魚を兵隊さんがもといた家が買ったおかげで、無事に元の家に戻ることができた。 なんだ、ハッピーエンドじゃん、って息子と2人で胸を温めながら見ていたら
.......またしてもいじわるな鬼のびっくり箱が登場。 こんどは、燃える暖炉の中に放り込まれてしまったぁ〜(驚)
「ええーーーーっ!」息子と2人で声を上げた。
すずの兵隊さんは、だまって炎にまかれて溶けていく。 そこに、強い風が吹いて踊り子人形も暖炉に吹き飛ばしてしまったぁ〜(驚&泣)。 「ええーーーーーっ!」って息子と2人で声を上げた×2回目。 何か、アンデルセンの思うつぼだな。
次の朝、燃え残った暖炉の灰の中には、兵隊さんと踊り子さんの 気持ちがむすばれたみたいに、ハート形のかたまりが残っていましたとさ。
.......って、救いの無い話に朝から親子2人の気持ちが沈んでいった。
私はこんな暗いむかし話を見て、育っていったのだろうか? よく感性豊かな大人になれたもんだぜ。
「世界むかし話ってこんなの多いんだよ」って息子が暗い顔で話しかけてきた。
こんなまんがだったかなあ〜。子供向けのはずなのに容赦無しだ。
日曜の朝から、息子と2人でどんよりと肩を落としてしまった。 スゲーな。まんが世界むかし話。
(昨日の運動)朝ラン8km
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