asakomamさん
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13年10月23日(水)
犬猫病院。 |
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< 霧の朝。
| おしらせ。 >
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わたしは犬が苦手だ。 苦手を通り越して怖いと言ったほうがいいかもしれない。 どんな小さな犬でも苦手だ。
あんずの半分くらいのチワワ犬なんかでも、犬特有の身体から醸し出される匂いが嫌いだ。 最近、あんずが病気をして、犬猫病院に通っている。 待合室は100キロくらいはありそうな大きな犬から、あんずのような猫もいるし、賑やかしい。 犬がすり寄ってくると困ってしまう。 平静を装っていても、身体が勝手に逃げてしまう。 それにしても、ペットを飼っている人は皆、どことなくのんびりしている。 犬猫病院の待合室はのほほんとした雰囲気だ。
あんずの病名は「慢性腎不全」という。 腎臓の機能が著しく低下している。 栄養分の入っている点滴 食欲増進剤 腎臓の働きを促進する薬 こんだけのものが処方されている。
点滴は早朝に行う。 テーブルの上にキャリーケースを乗せて中にあんずを入れる。 その間に注射器に点滴液を50ml注入し、あんずの背中から1秒に1目盛りずつ流し込んでいく。 50mlを2回やるから、100mlだ。 ケースの中から出ようとするあんずの頭を押さえて悪戦苦闘する毎日。 こんなことが一生続くのだ。
あんずは回復することはなく、今やっているのは延命治療だ。 お金もかかるし、なかなか大変なことだ。 長くて1年くらいは生きられますよと獣医さんから言われた。 もっと早くに亡くなってしまうこともある。 死を覚悟しての治療は複雑な心境だ。
あんずちゃんは家族の一員だから、亡くなったら辛いだろうな。
今日もみなさんの健康と幸せを祈りつつー。
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