「私には無理」と伝えた【Ayako_kさんの健康管理カラダカラノート】

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20年04月03日(金)

「私には無理」と伝えた

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 A主査から、「新年度は、仕事1は新人に回して、新たに仕事2をやってもらえませんか」と4月1日に頼まれた。
 深く考えずに了承した。
 4月2日、「発表前だけど、綾子さんが内諾したということなので、仕事2について。急がなきゃいけないんだ」と、31年度担当者のT氏が早速引継ぎを始めた。
 ・昨年度は4月5日に起案している。とにかく急ぐ
 ・〇〇課に資料をもらわなければならない
 ・資料はかなり作っておいた。後はエクセルにこれこれを入力するだけ
 ・連休明けには入札が決まらなければならない
 ・6月1週目の月曜日には業者が来るようにしなければならない
 ・入札不調だとはじめからやり直しになる
 ・毎月、月初めに来る資料(1100枚~1600枚)を、枚数をその日のうちに全て正確に数えなければならない。翌日に業者が来る

 体調を崩しがちの自分だけど、絶対に休めないということか。
 とにかく、プレッシャーが大きいと思った。
 それでも、いままで楽させてもらってる自覚はあるから、がんばらなきゃいけないなと思い、説明終了後に作業にとりかかった。
 まずは、R2年度の資料を綴るパイプファイルの空きを探す。なんとか見つかる。
 背表紙を作って入れる。
 そして、〇〇課に資料をもらった。3月1日版しかもらえなかったが、4月1日版と変わりないと確認してもらった。

 なんだか、背中が痛くなってきた。
 夜、眠れなくなった。仕事のことばかり浮かぶ。

 これは、平成28年度、隣のK係にいた頃患った症状の再来だった。
 ストレスが体調不良にくる神経障害。
 平成28年度は、3月から症状が始まり、結局悪化して9月末から半年の病気休暇になった。
 今年も実は3月に臨時で業務追加になり、少し背中が張る症状はあったし、寝つきが良くないなとも思っていた。
 なかなか、通勤も車送迎から自力に移すふんぎりがつかない、微妙に調子の悪い感じが続いていた。
 今思えば、業務追加によるストレス症状がすでに出ていたのかもしれない。
 そして、4月2日の引継ぎで、くっきりと症状が出てしまった。

 これは、ヤバい。
 私がこの仕事を引き受けたままだと、最悪入札などが行われる前に病気休暇に入ってしまうと、様々な問題が起こる。
・この、重要な仕事が中断されてしまう。
・前任者が引き受けることになると、前任者が倍の仕事を抱えることになり、パンクしかねない。
・私が仕事1の引継ぎが充分にできない。
・私の病休中は、アルバイトを雇うことになり、この人への人件費が発生する
・アルバイトに仕事を教えるための誰かの時間が奪われる
 全て私が、過去に経験した体験から容易に想像できた。

 一方、今までの仕事であれば、最低限私は問題なく回していたので、これら問題を回避できる。
 仕事2については、前任者か他の人に負担をしてもらうことになるが、今、まだ事務分担を発表していないうちの変更であれば、まだまだ痛みは少ない筈。

 申し訳ない気持ちではあったが、意を決してA主査に相談しようと、眠れない未明に思い、それからはずっとどうやって話すかをシュミレートしていた。

 始業後、すぐにA主査と相談した。
 A主査は、「今のうちに話してくれて良かった。綾子さんの病状がそのような具合だったことも初めて知った。業務は自分は経験したことがない仕事だったので、そこまで大変な仕事とは分からなかった。伝えてくれてありがとう」と、快諾いただいた。
 午後は、係会議。ここで、各自の事務分担一覧表が発表されることも、私は知っていた。
 これが発表される前に、元に戻してもらえたら良い。それも思って朝一番に話をした。

 2時間後、A主査から「何人かと相談して、元の事務(+ごく簡単な仕事)に戻しました」と、事務一覧表も見せてもらった。
 仕事2は、新人の仕事となり、副担当として前任者T氏がサポートするとのこと。

 午後の係会議から戻ると、T氏から渡されていた前年度の書類が無くなっていた。
 私のファイルが残っていたが、これもT氏が「昨日の仕事の進み具合は?」と聞いて「これこれはできてない?」と2度聞かれ、私のファイルももらっていった。
 暴言や嫌味を吐かれることもなかった。

 私は朝は、仕事に行けるかどうか不安なくらい背中が痛く苦しかった。旦那にも「勤務途中で帰るかも」と伝えていた。
 しかし、朝A主査につらい体調のことを話し、業務を元に戻してもらえることを聞いてからは体調が収まり、定時まで働くことができた。

 難易度の高い仕事を、若い人たちに任せてしまうのは、心苦しい。
 でも、「私」という中程度の職員リソースを、会社が「潰れない程度」に回していくほうが、作業効率や人件費のロスも防げることも分かっている。

 個人のプライドなんてものは、関係ない。
 心の中で、急ぐ仕事2に集中し直すT氏の背中に「ごめんね」と言った。
 そんな会話をするだけでも、時間の無駄だと思われるだろうから、心の中で。

 根性論ではどうしようもないことなのは、平成28年度の経験で実証済み。
 やれることを、やるしかない。

【記録グラフ】
歩数による消費カロリー
477kcal
歩数による消費カロリー(kcal) のグラフ
歩数
5541歩
歩数(歩) のグラフ
 
コメント
打ち水 2020/04/07 08:27
なるほど
読ませてもらいました
自分の体調を考慮しての対応
イイじゃないですか。
Aさん、相談してよかったね。
なんか、自分に言われているようでした。
 Ayako_k 2020/04/15 05:56
>打ち水さん
 ありがとうございます。
 4月5日から風邪をひいていて、やっとパソコンの前で体重を測る気持ちになれたので、コメント見るのが今日になってしまい、すみませんでした。
 柔軟な対応を取ってもらって良かったです。
 やれることを、しっかり頑張ろうと思います。
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