いわんさん 5分/kmはいつ頃からですか。 私は昨年の11月から始め(最初は100mも走れなかった) 今8分/kmです。 ジム等には一切行ってません。 自己流で距離をのばすことを考えて走ってます。 家から4kmを往復しています。 1時間以上になると時間が取れないので。 意識してタイムを縮ませないと縮まらないのでしょうか。 知らないうちに速くなっているのを期待していますが そんなことはない?
longing8さん 走り始めて10年くらいになります。5分ペースで走ろうと思って走れるようになったのは4、5年目くらいでしょうか。体調のいいときだけです。 今は毎日腕時計を付けて走っていますが最初の3年くらいは時間から開放されたくて時計は無し、たまにタイムトライアルしたいときだけ帰宅してから家の時計でタイムを確認する程度でした。 すいすいと風を切って速く走れたら気持ちいいだろうなと誰しも思うのですが、ランニングを始めた頃はなかなかそうはいきません。 速さを追い求めるよりも自分の生活サイクルの中で週に何回、平均何分くらい走るかを決めて、きついと思ったらハードルを下げ、物足らなくなったら次のステップに進むと言うのが私の自己流です。 ノルマや日課という観念をもつととたんにつまらなくなるので、決め事ではなくあくまで「目安」と考えて、たまには目安を達成しないことが楽しむコツです。(私のいい加減な性格の言い訳?) ランニングの基礎づくりではLSDという練習法がいいとされます。長い距離を時間を気にせずゆっくりじっくり走る、かつてはそんなの面白くないと思っていましたが、やってみると意外と大変だし故障予防にもなる。「長い距離」といっても人それぞれで、自分の時間が許す範囲で30分でも40分でもいいと思います。 縄跳びや腹筋運動は早いピッチよりゆっくりピッチで行うほうがよっぽどしんどいのと同じ理屈で、LSDは筋肉(脚だけでなく腹筋や背筋も)に緩やかに大きな負荷を与え(ときにこれは筋トレかと思うことがある)ると同時に、心肺機能も高めてくれます。 もちろんLSDばかりではマンネリになるので、リズムよく走る日、意識的にピッチを変えてみる日などメリハリをつけます。 今日は自分なりに速く走れた、という日はその日に頑張ったからではなく、LSDその他でトレーニングを積んだ結果がたまたま今日形になって表れたから、と思っています。学生時代に試験でいい点が取れた(数えるほども経験はありませんが)時は試験日に頑張ったからではなく、普段のトレーニングを積み上げた結果の表出であると同じように。 速く走れた日はリズムを体得することと自分に心地よいイメージを植えつける効果はありますが、トレーニングとしては必ずしもいい成果を得ているとは言えず、むしろ調子は上がらないけどくさらずに決めた時間をゆっくり走った日のほうがはるかにいいトレーニングと思います。
いわんさん ありがとうございました。 こんなに詳しく走ることについて教えて貰ったのは初めてです。 私の周りには走る方はいませんので。 いわんさんの自己流を参考にさせて戴きます。 「LSDが筋肉に緩やかに大きな負荷を与えると同時に、心肺機能も高めてくれます。」には驚きです。 私も健康維持のために走っていますので気持ち良く、無理なくで行きます。 また宜しくご指導をお願い致します。