介護日記【ちゃんり-さんの健康管理カラダカラノート】

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09年04月14日(火)

介護日記

< 無題  | コタツ! >
ママさんメモ Memo

<病歴> 糖尿病合併症(約13年前)→白内障のレーザー手術 →慢性腎不全のため、維持透析(8年前から)→虚血性心疾患(4年前)→全身動脈硬化症
・週3日人工透析(4h)
・'05より、約3ヶ月おきにカテーテル治療(心臓・両足)、心臓&両足大腿部ステント留置、左足バイパス手術。

関東の病院で、心臓手術の名医といわれる主治医にローターブレターを用いた手術を何度も受けたが、実は大腿部から下の治療には基本的に絶対に使ってはいけなかったようです。その当時は何もわからず、言われるがままにお願いしていたが、なんだか今となっては疑問が残る。でも、当時としてはそれが最新の治療だったのかもしれないけれど。その際、ステント留置も同時に何度も行い、合計でかなりの本数を入れており、現在では大腿部〜ひざまでステントびっちり。(これも現在の基本的な治療では、逆に血管が損傷したり破れる危険があるため足の付け根より下の血管にはステント留置はしないそうです。)そのため、右のバイパス手術を施すのは不可能に近いそうだ。もし、バイパスをするとなると、それはそれは難しい命がけの手術になってしまうそうだ。心臓の機能がかなり弱いので、麻酔をかけるのも大変なのだ。まず全身麻酔に耐えられるかどうかが難しいという。
指の壊死→切断により、両下肢不自由のため、障害者等級は1級で、全介護である。
左足は尖足になってしまったため、歩行器具が装着出来ない状態である。

関東の病院に入院中、足のカテーテル手術後、壊疽がかなり進んでしまい、ヒザ下からの切断を薦められた。出来れば切断を免れたかったので、必死で色々な病院に回ってみたが、失敗した手術の後始末はしたくない、元の病院に戻ってくれ、などと断わられ、途方に暮れていた時、現在の病院のことを知り、その治療方針に感銘を受け、わらにもすがる気持ちでこの地に母を連れてきた。

この遠い病院に転院して、はや3年になろうとしている。途中、色々大変な時期があった、飛行機で到着翌日、微小脳梗塞になったり、落ち着いたと思ったときに急に約2週間ほど昏睡状態が続いたりした。その時は検査しても原因が分からず、医師も困惑してた。現在はやや落ち着いている。何度も手術を繰り返し、今は右足の潰瘍の治療中。

まだ60代半ばといえば、他の同じ歳の人たちは旅行に行ったり山登りを楽しんでいるというのに、ママさんは自分の思い通りに歩くことも、ベッドで身体をずらすことも出来ない。医師によれば、移動に車椅子は一生、必要になるでしょう、とのことだ。

ママさんは何かあるごとに、歩きたいわ、という。
杖を使ってでも、ゆっくりでも、少しでも良いから、もう一度自分で歩いてみたいわ、と。
そういうとき、ズン、と心が痛くなる。
ママの髪の毛を洗いながら、「今の医学の進歩は早いから、きっと、良い義足が出来て、歩けるようになるよ!」と言った。

私はひとりで家族の代表として、ここに移り住んでいるが、たまに不安になる。
自分の将来のこと、ママのこと、これからのこと。
ここは地元でもないし、全く未知の土地なので、知り合いも居ないのでちょっと、さびしいけど。

私の友達にも同じような境遇のひともいないので、深いところまで介護について話せる友人も居ない。
というか、普段遊ぶお友達には、私の方からそのような話を話そうとしない、のかな。
そんなとき、一人っ子ではなく、兄弟がいて、つくづく良かった、と思う。

毎日毎日病院通いだけど、ゆったり、出来ることを無理なくやろう。
お母さんを幸せな気持ちにできるようなことをしよう、幸せがくるような言葉を話そう。
たくさんのありがとうに、ありがとう。

よし!がんばろう☆


【今日の自分の食事】
朝:柚子茶、コーヒーゼリー、ゆでたまご
昼:(多忙で昼抜き。。。)昼の時間に英会話50分。でも、なんだか微妙な題材で、疲れたわ。自分の英語力のなさを痛感。
夜:カンパチのお刺身2切れ、アスパラ肉巻きフライ、ゆでアスパラ、わかめ入り卵豆腐、ごはん

ママちゃん、昨日の夜、なぜか寝てる間に足をばたばたさせて暴れちゃったようで、治療中の両足の包帯が全部取れてしまったという。。


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