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09年08月03日(月)
開高健記念館 |
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< サイクリング
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今回のサイクリングには、ひとつだけ目的とする場所があった。 茅ヶ崎の開高健記念館だ。 http://kaiko.jp/kinenkan/index.html
作家である故・開高健先生の茅ヶ崎のご自宅が、記念館として一般開放されているのである。 湘南には何度か行ったことがあるけれど、いつもお昼前後に家を出て、近辺には2時か3時頃に着いていたので、のんびりしておられず寄れないでいたのだ。 今回は午前中に到着するのでぜひ寄らなければならないと考えていた。
湘南海岸に沿って走る国道134号線の、「菱沼海岸」という交差点を山側に曲がって2~300メートル走ったところに案内の看板があり、少し奥まった小高い場所に瀟洒な白い館があった。 来館者は私一人だけのようだった。案内の係と思しき人がなぜか5人ほどもいて、楽しそうに会話をしていた。 写真や映像で何度も見たことのある部分部分があった。 意外に狭いということも無く意外に広いということも無かった。立派ではあったけれども過剰に豪華ではなかった。 館の裏手には自然のままに林が残されてあり、館の一番奥にある先生の書斎は庵のようにその林に囲まれていた。 今年初めての蝉の声を聞いた。
父が買ってきたオーパ!の文庫本を初めて読んだのは中学生の頃だ。 それから二十台の半ばごろまでの多感な時期に、開高先生の釣りの本やテレビや純文学など公刊されたものには全て目を通したと思う。そのころに私の中に涵養されたたくさんの感動が、ぶよぶよにはびこらせてしまった脂肪の内側から強い意思で萌芽しようとしたようだ。見覚えのある景色やオブジェクトは私を感激させて頬を緩ませたが、直筆の原稿用紙は私を悲しませ身を硬直させた。
12時ごろ、記念館を出発して、三浦半島に向かった。
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| 【記録グラフ】 |
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