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09年08月12日(水)
大阪科学技術館 |
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< 台風&地震
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【今日のできごと】 ちびっこ達と大阪・四ツ橋の科学技術館で遊ぶ。
【今日の感想】 書物を詠んだ短歌の中では異彩を放つ一首だろう。歌人の道浦母都子(もとこ)さんに阪神大震災の歌がある。 『本は凶器 本本本本本本本本本本 本の雪崩』 (朝日出版社刊「悲鳴と鎮魂」より) 誇張ではないことをきのう、静岡県を襲った震度6弱の地震で知る。会社員の女性が自宅の大量の本に埋もれて死亡しているのが見つかった。死因との関連はまだ分からないが、本は普段、床に積み上げていたという。 本、食器、あるいはテレビと、身の回りの品が突然、凶器に変じて牙をむくのが地震の怖さだろう。負傷者は100人を超えた。西日本で大雨が多くの人命を奪ったばかり、自然の猛威が続く。宇宙の若田光一さんの映像に拍手し、皆既日食に息を飲み、天の高みを仰いで胸をときめかせた夏である。遠くは見えても1秒後の未来が見えない。 『人は山と蟻の中間だ』アメリカ先住民オノンダガ族の格言という。自然の前で人間は微小の存在にすぎないのだと、説いた言葉だろう。その事を現代人に諭すのなら、もっと穏やかな諭し方があろうにと、荒ぶる天地に恨み言を告げずにはいられない。 2009.8.12 読売新聞 編集手帳より
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