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10年12月10日(金)
スポーツ |
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< 荒 事
| ノーベル賞 >
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【今日のできごと】
【今日の感想】 西洋ではスポーツと言えば、古くは狩りに始まり、紀元前の時代からレスリングや円盤投げ、球技や乗馬など様々な種類のスポーツが栄えていた。 sport の語源は、disport で、「離す」という意味の dis と「運ぶ」という意味の port が合わさった「心を違うところに持ってゆく」つまり「気分を晴らす」という意味の言葉であり、この di が省略されて、sport になった。 このように、西洋ではスポーツを娯楽・気晴らしとしての要素が強い。 sport は、体を鍛えたり動かしたりする競技以外のものにもよく使う。例えば、チェスや囲碁などは mind sports と呼ばれる。日本人には少し違和感があるかもしれない。 日本では、古来、体を動かすものと言えば、剣術や柔道などの武術が多い。 武術は英語で言えば 「martial art = 戦いの技」 で、もともと戦いの場で役に立つ実践的な技術を競うものである。 明治以降、剣道や柔道は「武道」として統合され、西洋のスポーツの概念とはだいぶ違うようだ。 西洋に追いつけ追い越せとばかり、富国強兵や殖産興業を進めていた時代。気晴らしや遊びとしてのスポーツは肯定されず、競技はすべて肉体的・精神的に鍛錬を伴う厳しいイメージのモノとなった。 剣道や柔道などの武道は勿論のこと、野球など当時新しいスポーツとして西洋から入ってきた競技にも、厳しい練習や精神的な修練が求められた。 ひと昔前にはやった漫画やアニメのスポーツ根性モノにはこうした背景がある。 そして、最近になって、ようやくスポーツは楽しむモノという認識がたかまり、オリンピックの選手などからも 「楽しんでやります」 といったコメントが聞かれるようになってきた。 同じ言葉でも国の文化により捉えられ方が違い、そして、時代により少しずつ変わってゆくもののようだ。 トラッド・ジャパン「剣道」より
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