tomytomyさん
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12年09月11日(火)
逆らえない大きな流れ |
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伊坂幸太郎の「PK」という小説に登場する夫婦の、 ある挿話を巡る会話がとても興味深い。
たった一つの殺人事件が、第一次世界大戦へとつながった、 オーストリアの皇太子夫妻がサラエボで、青年に暗殺されたという話だ。
実はその日、オーストリアによる併合に不満を持つ5人が、 皇太子暗殺にことごとく失敗してるという。
1人目と2人目は銃が取り出せなくて、3人目は皇太子の奥さんが可哀想になった。 4人目は逃げた。5人目は爆弾を投げたけど失敗。
で、その失敗を知った6人目はがっかりしちゃって、喫茶店に入った。
一方の皇太子は爆弾騒ぎに怒って、もうここにはいたくない、 って立去ろうとした。
そうしたら、喫茶店で落ち込んでいた6人目が、 逃げる皇太子を見つけてしまったのだという。
「いろんな偶然や流れがあって、それで皇太子夫妻は殺害されて、 世界は戦争に巻き込まれていくの…….個人の力を超えた、 大きな力が物事を動かしているような気がしちゃうんだよね。」
「君はよく分からないことを、当然のようにしゃべる」
「でも、そう考えたら気楽でしょ。人間が、ある時、何かを試されたとしても、 それは、あなたがくよくよ考えてもどうにもならない大きな力の作用に過ぎないの。」
「じゃあ、私はどうすれば良いんだ。大きな力が、 私たちを動かしているのだとしたら、私の意志や決断に意味があるのか」
「簡単だよ。何をしても、大きな影響が無いんだったら」
「だったら?」
「子ども達に自慢出来るほうを選べば良いんだから」 ------------------------------------------------------------------------------------------------ なるほど。大きな逆らえない流れというものがあるのだな。
ちなみに今日は取引先の人たちと懇親会がある。
これは”飲みニケーション“という難しい業務だ。 とうてい避けて通れるものではない。
一方、この私は“腹コン中はオネーチャンのお店封印”を 自らに課してきた。
しかし、この私のちっぽけな誓いなど、 個人の力を超えた大きな力の前で何ほどの影響もない。
避けられない大きな力、大きな流れがあるということなのだ。
とてつもない大きな流れの中で、腹コン中だったんだけど、 お父さんはついに封印を解いたんだ……と子ども達に自慢しよう。
全然違うか。
(昨日の運動)大きな流れの中に身を置いてジッとしてみる
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