asakomamさん
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13年10月17日(木)
アンパンマン。 |
< 本。
| 退院。 >
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『詩とメルヘン』という雑誌があった。 高校生だったか中学生だったか忘れてしまったけれど、わたしは心もとない小遣いの中からこの雑誌を買っていた。 夢見がちな年代のわたしには、とても魅力的な本だった。
その『詩とメルヘン』の中にアンパンマンも登場していた。 テレビで見るアンパンマンのようにしっかりした絵ではなく、もっと線が細くて弱弱しいイメージがあった。 愛と勇気のアンパンマンが生まれた雑誌だ。 今はもう廃刊になってしまってない。
平成元年に結婚した。 ハネムーンベビーが授かり、結婚してすぐに悪阻、切迫流産で入院してしまった。 入院中のわたしのところへダンナさんは一度もお見舞いに来なかった。 いわゆる子離れできない義母の指図だったと思う。 1か月入院して1か月実家で静養した。 散々な新婚生活のスタートだった。
妊娠3か月になり胎児の心拍が確認できた頃、やっとダンナさんのところに戻った。 わたしのいない間はパチンコ三昧だったらしく、景品のアンパンマンのお菓子セットをくれた。 円柱の胴体の上にドーム型の顔が乗っかった子どもが喜びそうなものだ。
やなせたかしさんの訃報を聞いて思い出したのが、『詩とメルヘン』とお菓子セットだ。 実家に行けば『詩とメルヘン』がどこかにとってあるかもしれないと探してみたがなかった。 残念。
さて、 子離れできない義母は結婚生活のあれこれにいちいち口をはさんだ。 結婚して1年はお米とお酒は面倒を見てくれていた。 でも、お米の減り方が早いだの、酒屋さんでジュースを買うなだのいちいちうるさく言われたものだ。 お米の減りが早いのはわたしが大食だから。 ジュースを酒屋さんに頼んだのは重たいものの買い物が怖かったから。
結婚した年の12月に無事に長男が生まれた。 そこで義母が言い出したのが、
「DNA鑑定をして、息子の子どもかどうか確認しろ。」ということだった。
ダンナさん曰く
「それで義母の気が済むんだったらやってみれば?」と言う。
そんなことの繰り返しで、気の休まることのない結婚生活だった。 結婚3年目に娘が生まれ、ほどなく義父が癌で亡くなった。 その時にも義母から、
「こんなときによく子どもなんか生めるものだわ。」辛辣な言葉だった。
その義母も数年後に乳がんになり、リンパに転移して長患いになった。 義母が亡くなる前に離婚してしまったから、終末の義母の様子は伺いしれない。 ともかくも、辛い結婚生活だった。
アンパンマンの絵本を息子に読んでやっていたダンナさん。 JCの活動に夢中でほとんど家にいなくて、娘がダンナさんを見て怖いよ・・と泣いたこと。 TDLに行ったこと。 明石公園で遊んだこと。 花見に花火に温泉旅行に盆踊り、運動会、生活発表会・・・ こんなわたしにも普通の幸せな思い出もたくさんある。
今日もみなさんの健康と幸せを祈りつつー。
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