次男(眉太)さん
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07年03月30日(金)
フィクションですから。 |
< 天才息子。
| アタマカラ >
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まだ、大学生のときの話です。
嫁は建築系で俺は農学系やったんですけど。
嫁の学科で夏休みに家の模型を作るという班でやる課題が出て、当然、みんなで作っていたんです。
もう、完成間近になって、嫁が言いました。
嫁「この作品じゃ納得いかないからやり直したい。」
次男「えっ。もう日もないし班でやるやつやからみんな嫌がるで。」
嫁「一人でもやる。」
次男「まあ、あんたがやるんやったらいいんちゃう。」
なぜかわからないが、みんなを説得し、課題をまた一から作り直すという荒行を彼女は選びました。
ただの宿題ですよ!
そして、当然一人で終わるわけもなく嫁は日増しにいらいらしてきました。
次男「できそう?」
嫁「…」
次男「大丈夫?」
嫁「…ごめんやけど、手伝って…。」
嫁「あっああ、うん。」
なぜに農学部の俺が製図用のペンやカッターを握らなくてはならないのか、という疑問は考えないようにしてひたすらに手伝いました。
嫁「もうちょっときれいに作ってくれる。やる気あるん。」
いや、やる気ないんですけど…
っていうクオリティまで求められるんでしょうか…
嫁「おなかすいた、ご飯買ってきて。」
次男「何がいいん?」
嫁「今そういうこと考えられへんから適当に考えて買ってきて。なんでもいいで。」
次男「分かった。」
そして、ホカ弁で焼肉弁当を買ってきました。
嫁「今、肉とか食べたくない気分なんやけど。」
お前が適当にとか言うから適当に買ってきたのに…
嫁「徹夜とかしてたら肉とかうけつけへんやろ。」
次男「そっか。ごめん。ちがうやつ買ってこようか?」
嫁「もうこれでいい。」
ってか。
全部食ってまるやんっ。
これでよかったんやんっ。
そして無事完成。(よかった…)
しかし、いまだになぜ作り直さなければならなかったのかよくわかりません。
2番目のやつがすごいいいとかでもなかったし。
ああ。
フィクションですよ。
フィクション。
イエスウィズガス
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