その「蠅が耳に入った」ことが私の人生最初の記憶の一つです。幼稚園に入る前のことでした。何かが耳に触ったと思った瞬間、耳の中で突然大きな音がして奥へ入り込もうともがく物体!それはそれは恐ろしい経験でした。蠅は直ぐにおとなしくなって死んでしまったようです。母に医者へ連れて行かれ、医者がピンセットでつまみ出してくれました。
一緒にゴルフをしていた僕らは人ごとですから、笑ってみてましたけど、ご本人にとっては大変だったようです。でも「ゴルフ止めだー。」とか「スイングの最中に、蠅が動くからミスショットする」とか言いながら、最後までプレイをしてました。 さすがに風呂に入らず、一目散に帰って行きました。
確かに周りの人から見ると、笑いの種になりそうです。命に別状ないと分かっていますからね。 しかし、本人の感覚は....、 エイリアンという映画の第一作目をご覧になったでしょうか。最初の方で、エイリアンの卵が人間を関知して次々と孵化し始め、その内の一つが探検隊員の顔に飛びついて覆い被さり、産卵管を人間の口から、食道、そして体内深くに(まるで胃カメラのように)差し込むシーンがありました。あれと似たような恐怖と言うと、大袈裟すぎるかも知れません(笑)。