あるえがくさん
最新の記録ノート
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07年10月05日(金)
手のひらを太陽に |
< ある王子の話
| ある王子の話 >
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http://www.karadakara.com/note/some/record/day/20070926_0e01.html
↑ 僕たちの真っ赤な熱く滾る血潮が特定部位にのみ流れていたところから
彼女がえも言われぬ表情で教壇に戻ります。
そして回ってきたポケットティッシュを見て、全ての謎が解けます。
そこに印刷されていたのはフックを連打する部活のものどころではなく、完全に風の人の谷のものでした。
扇情的なフレーズが踊っています。
私の記憶では、まだ当時は規制が非常にゆるかった時代。
素人イジリが得意な岡田さんや、皆知ってる事実を今さらカミングアウトしてその後引退したラヴな彼女がテレ東土曜深夜の顔だった頃です。
そして、また誰かが元気良く
「先生!!」と挙手をしたのが合図でした。
彼女は溢れ出す感情をコントロールできなくなったのでしょう。
瞳にきらりと光るものを浮かべて教室から走り去ってしまいました。
まだ授業終了まで10分以上あります。
僕たちは羽目を外して大騒ぎです。
そして、2限目。
凛々しい印象だった1限目の彼女とはうってかわって、どちらかというと素朴な印象の女性が担当する現代国語。
彼女も20代だったと思います。
僕たちの間では風貌と雰囲気が似ていたので「バタ子さん」と呼ばれていました。
国語の定番といえば、「このときの主人公の気持ちは?」という問ではないでしょうか?
僕たちは真っ直ぐな視線で彼女に問いかけます。
「先生!!このとき、彼はどんな気持ちになったんでしょうね?」
と。
聞かれてもいないのに。
最初は渋々答えていたバタ子さん。とても温厚な方だった記憶がありますが、彼女のなんとか袋の緒が切れてしまうまでそれほど時間を要しませんでした。
「いい加減にしなさい!!」という怒鳴り声が教室に響き、彼女は教室を出て行ってしまいました。
またまた自習の様相。僕たちは当然おおはしゃぎ。
宴が終わり、3限目。
またまた女性が担当です。
彼女は少し舌足らずな話し方をする方でした。
今で言うと不思議系ということになるのでしょうか。
異性に対して無防備な印象を与える女性でした。
豊かなバストの持ち主だったので、イグノーベル賞ものの
妄想を膨らましていた輩もいた事でしょう。
そんな彼女に対しても妨害工作が始まります。
詳しくは割愛しますが、セクシャルな内容だったのは間違いありません。
当然の成り行きで、彼女も退室することになります。
そんな事が1限目から5限目まで続いた日だったのです。
その日の僕たちは完全に浮かれ気分でした。
何せ、ほぼ自分たちの思い通りに事が運んでいたのですから。
しかし、僕たちはとても大事な、一番大事なことを完全に忘れていたのです。
その時が来るまでは…。
といったところで以下次号です。
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