さかちさん
最新の記録ノート
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09年03月27日(金)
有り得ないカメラ屋 |
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< またまた、パソコン...
| 命根性、汚し >
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【今日のできごと】 有り得ないカメラ屋 【今日の感想】 今日は寒の戻り、と言うのかしら? 恐ろしく寒さが肌身にしみる日だった 朝から「うわっ寒っ!」と思いながらも 私は鼻歌まじりに出勤したのだが 昼から出勤してきた遅番の同僚が 私とは大違いに、大変な曇り顔であった
「何かあったのかね?」と気軽に聞いてみた すると彼女は 「有り得ないカメラ屋に遭遇した」と言う 有り得ないカメラ屋・・・? 興味が深深と湧いてきたので 「私でよければ、ぜひそのお話、伺いましょう」と言ってみた 彼女は「溜まりに溜まったデジカメのデーターを、いい加減写真にしようと思って」と言って ため息をついた
彼女と私は、プライベートでも大変仲の良い関係なので 休日が運良く同じだったりすると けっこう一緒におでかけする事がある 彼女は「記念に」と その都度、デジカメを持参して下さり 丁寧に写真を撮ってくれるのだが うん、そういえば、その写真達にはまだ一度もお目にかかってはいなかったなぁ
同僚はデジカメを持った事自体が初めてで デジカメのデーターを写真にするのも今回が初めてだったらしい
自宅の近くで、プリント専門風のカメラ屋を見つけたので 要領などはよく分からないが、とりあえずデジカメを持ち 彼女は勇気を出して、カメラ屋に近づいたのだと言う そこには、けっこうお年を召した感じの女性が一人だけいたらしく ブッスリとした顔つきでこちらを見ている まず「いらっしゃい」の一声がなかったので (おや?)と同僚は思ったらしいが でもまぁ、そんな事はどうでも良い 自分は「いらっしゃい」の言葉を聞きにきたのではなく 写真がほしいからきたのだし、と考え直したらしい
しかし、昔ながらの馴染み深いフィルムの現像とは違い デジカメなどの扱いは、よく分からない事もあって 彼女はとりあえず 「このデジカメの現像は、こちらでお願いできるんでしょうか?」と丁寧に聞いてみたと言う
するとその年配の女性は、とても不愛想な様子で 「デジカメは現像なんかできないね、プリントならできるけど」と言ったそうだ
同僚はちょっと、そのものの言い方に変な棘を感じたものの・・・ 「現像」と「プリント」では、意味が違うのかしらと思い 「すいません、デジカメはよく分からなくて・・・じゃあプリントでお願いします」 と言いながら、気を取り直し デジカメからメモリーカードを抜き出して 「このカードをお渡しすればプリントできるんですよね?」と聞いてみたらしい
するとその女性は、ちょっとフンと鼻を鳴らした後 「中身が入ってれば、の話だけどね」と言ったそうだ
普段から大変物腰が丁寧な同僚だが、その女性の一言には (ちょっと待て)と思ったらしい (中身の入っていないカードを写真にしてくれ、と言う客など存在するワケがなかろう)と思い 少しずつだがやはり、腹がたってきたらしい そもそも、なぜこんなに上から目線でモノを言われているのだろう? 女性の一言一言は、アゲアシ取りな言葉ばかりで いちいち言う必要のない言葉ばかりじゃないか? なぜ、ここまで「お願いします」と言わねばならないのか? と、心の中で大変な葛藤の嵐が生まれたそうだ
しかし心優しき同僚は 私とあちこちで撮った写真を、私に早く見せて喜ばせてやりたいという気持ちが 腹立ちとの葛藤に勝ったらしく 「中身はもちろん、入ってます・・・」と答えたそうだ
すると女性はモノも言わずに 同僚の手から、カードをひったくり プリント専用の、プリクラみたいな機械にサッサとカードを挿したそうだ 同僚は(へぇ~今はこんな風になってるのか)と思いながら操作を見ていたが そのうち、大きな画面に 撮った写真の一覧がズラリと出たそうだ 女性は相変わらず、ブスくれた感じで 「で?どれがいらないやつ?」と聞いてきたらしい
同僚は(ハテ?)と思いながら「あの、全部をプリントしてほしいんですが」と答えたら 「いらないやつ、あるでしょ」と女性は念押ししてきたらしい 同僚にしてみれば 私とのおでかけの写真や、ご主人との旅行の時の写真など 全て、非日常的な思い出の写真なので「いえ、全部を一通りプリントしてください」と答えたらしい
するとその女性は、ちょっと怒った感じで 一覧の出た写真画面の何箇所かを、ポンポンと指差し 「こんなしょうもない、あんたのアップの写真なんかがあってもしょうがないでしょ」と 女性は平然と言い切ったらしいのだ
ここまで話を聞いて、さすがに私も 「ちょっと待て、それは本当か?本当にカメラ屋にそう言われたのか?」と同僚に問うた 同僚は「本当だ」と言う 疑うわけではないが、さらに念押しして 「一語一句、間違えてはいないか?腹がたってて言葉が変わってないか?」とも問うた すると同僚は「情けないが、間違いなく、本当にそう言われた」とうなだれた そして、そこで同僚はついに堪忍袋の尾が切れてしまい 「もういい!今すぐカードを返せ!こんな店に二度と来るか!クソババァ!」と大声で言い放ち カードを取り返してスグに踵を返し、その店をサッサと後にしたと言う・・・
同僚は「それで、写真にできなかったの、ごめんね」とションボリと言ってきたが そのカメラ屋・・・もしも本当に実在するのであれば なんという末恐ろしいカメラ屋であろうか! 例え、たまたま その女性とやらの「腹の虫の居所」が悪い時だった・・・と考慮してみても あんまりすぎる対応である
「有り得ないカメラ屋」と言うよりは 「あってはならないカメラ屋」じゃないか
まぁ、もしもそんな風な対応が日常的な店ならば あっと言う間にこのタイトルが 「有り得ないカメラ屋」から 「なくなったカメラ屋」に変わる日は近いと思う
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