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09年12月03日(木)
寒ブリ |
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< 大極殿
| お風呂 >
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【今日のできごと】 しばらく穏やかな小春日和が続いていたが、今日は朝から冷雨の一日。季節がもとに戻って師走到来といったところだ。
【今日の感想】 「冬が始まって、ものが旨くなるというのは日本独特の現象ではないのか」獅子文六が<食味歳時記>に そう書いている。文六先生ならずとも、霜がおりると菜類の味が増すというし、寒ブリ、寒ブナが珍重されるのは、冬の寒さとともに魚類も脂がのって味が深くなるからだ。この季節、ブリの漁期の雷鳴を北陸では<ブリ起こし>という。怖い雷も大漁を告げる兆しなら歓迎だ。金沢では今、蕪(かぶら)ずしの漬け込み作業が最盛期を迎えているという。輪切りのカブに切り込みを入れブリを挟み麹で漬ける。蕪ずしではカブが主で、冬の魚の王者ブリが従なのだから、ぜいたくな漬物だ。その弟分に大根ずしがある。これはブリではなくニシンを使う。若いころには、それほどにも思わなかったが、年とともに蕪ずしも、大根ずしも、味わい深く、毎年、いま時分になるとデパートなどを探し歩いては酒の肴にするのが楽しみのころである。
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