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09年12月04日(金)
お風呂 |
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< 寒ブリ
| 背割堤 >
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【今日のできごと】 今日はチビ達にせがまれて夕方、近所の”銭湯”に行ってきた。久々に大きな浴槽にゆったり浸かるのは実に快適である。(実際にはチビどもが走り回ってはしゃぐので、それどころではなかったのだが) 夜、テレビ「美の壺」でのテーマが『お風呂』。高温多湿のお国柄から世界一風呂好きな日本人。木の湯舟、柾目の通った浴槽はその香りだけでなく、目でも楽しむ。高野槇の湯舟は湯をはると湯が若草色になってやすらぎを与えてくれる。温泉など、石の浴槽もいい。大理石や黒御影、白御影等々。とくに伊豆石の浴槽ならば、乾いているときの灰色が湯で濡れると浅葱(あさぎ)色に変わる。若いネギの色で湯に浸かり心が癒される。日本人の風習で5月の菖蒲湯や冬至のゆず湯は有名だが、他にも 大根、よもぎ、桃、梅、蜜柑など、さらには 酒とか、牛乳風呂等々さまざまだが、やっぱり ほのかな灯かりの中で、のんびり ♨ が一番・・・・・ (最近、シャワーだけが多い? もっと お風呂タイムを楽しまなくっちゃ!)
【今日の感想】 1万円札を1枚刷るのにかかる費用は 17 円 ほどという。取材したのは十数年前だが、現在もそう変わってはいまい。 いわば紙切れが紙幣としての価値をもつのは、政府に寄せる信頼があればこそである。 <ひとひらの紙の黄金に代われるも誠ある世のしるしなりけり 林信立> (石井研堂「明治事物起源」より) 明治政府の財務官僚が詠んだ歌にある「誠」とは、発行する政府と国民の間に成り立つ信頼関係のことだろう。 北朝鮮が抜き打ちでデノミネーション(通貨単位の切り下げ)を実施した。旧100ウォンは 新1ウォンと交換される。一人あたりの交換額は制限され、「タンス預金」の多くは紙くずになる。インフレ抑止と不正蓄財のあぶり出しが狙いというが、生活防衛の”虎の子”を強奪された国民が政府に信頼の「誠」を寄せるはずもない。デノミ実施後も北朝鮮ウォンの威信が回復することはないだろう。無慈悲な為政者の手にかかれば、通貨政策も人々を搾る「締め木」になる。食糧や医薬品の確保に充てられるべき金は弾道ミサイルに姿を変えている。国家に名を借りた拷問部屋が、海を隔ててそこにある。 2009.12.04 よみうり 編集手帳
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