grillさん
最新の記録ノート
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09年12月16日(水)
短い日。 |
< 見えたような。
| あれ? >
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起きたのは昼過ぎ、それで風呂入って本を読んでれば日も短いはずです。。 荷風の為永春水の評伝は、余程の思い入れがあってか、内容が濃いです。 一度に読みきらず、いつも少し後戻りして読むほどです。 為永春水は、手鎖の刑を受けて死亡。 手鎖の刑とは、自宅軟禁の上、手錠をはめたまま何十日と過ごす刑のようです。 山東京伝やら十返舎一九もこの刑に会ってます。 名が売れれば、一方で睨まれる時代でもあったのですね。 戯作者も相当の覚悟でしたでしょう。 現代では、澁澤龍彦のサド裁判などを思い起こしますが、文章ではもうポルノくらいで摘発されることも無いようですね。 摘発されても実刑は無いので、返って箔が付くというところでしょうか。 江戸戯作は妙味に溢れていますが、いつ捕まってもおかしくない緊張感が、 覚悟を決めた伸びやかさというものを生み出しているのかもしれません。
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