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10年06月21日(月)
名越しの輪 |
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< オンザロック
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【今日のできごと】 ・夏至(ニ十四節気の一つ)昼の時間が一年で最も長くなる日 中国では邪気や疫病を祓うため、夏至に粽(ちまき)や麺類を食べる風習があるという。 ・名越(夏越)しの祓 旧暦では夏から秋への季節の変わり目に、各地の神社で半年の厄祓いをして無病息災で夏を越せるように祈願する行事。 境内に茅草を束ねた輪(茅の輪)をつくり、それをくぐって身を清めるというもの。写真は近所の水無瀬神宮の”名越しの輪”
【今日の感想】 国際政治学者で東工大教授だった永井陽之助さんが吉野作造賞を受賞して論壇に華々しくデビューしたのは、1967年の事だった。 非武装平和主義やマルクス主義がまだまだ論壇で優勢だった時、対抗する現実主義の立場から斬新な政治理論を展開して反響を呼んだ。 管首相は、所信表明演説の中で今は亡き永井教授との交流にも触れ、「現実主義を基調とした外交」を推進したいと語った。 意外に思った 人も多かっただろう。東工大の紛争で学生側のリーダーだった管氏は、学長補佐の永井教授と対峙し、やがて親しくなる。 古今の哲学から アインシュタインの物理学まで視野に入れた華麗な理論に惹かれていったようだ。 政治の世界では一挙に問題が解決できるという「全能の 幻想」や「ユートピア思想」は危険だ。「より小さな悪」を選択しなければならない。 ”永井政治学” は、政治が利益調整のアート(術)である ことも強調した。普天間問題で幻想をふりまいた鳩山前首相にこそそのまま贈るべき言葉だろう。管内閣の今後は未知数だが、政治に成熟 した リアリズムが求められていることは間違いない。 2010.6.21 読売・編集手帳
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