tomytomyさん
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12年06月19日(火)
『山の郵便配達』に思う(ネタバレあり) |
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先日、読んだ本の中で映画『山の郵便配達』が紹介されていた。 中国・湖南省の山岳地帯を舞台にした映画だという。
人ひとりがやっと通れる険しい山道をひたすら歩く親子。 3日かけて120㌔の道を行く。その途中にある村々に立ち寄り、郵便物を集配する。
長年郵便配達の仕事をしてきた初老の男が、ついに体力の限界となり、 息子が父の仕事を引き継ぐ日がやってきた。
映画は、父にとって最後の仕事、 息子に取って最初の仕事となる2泊3日の旅を追う。
息子は、郵便物がきっちり入った思いリュックを背負い、 その後を父が無言でついていく。
父は仕事でほとんど家におらず、そのせいで父子の絆は薄い。
ある村で、全盲の老婆に軍隊に行った孫からの手紙を渡す。 仕送りが同封されている。
老婆はお金を包んでいた白い紙を渡し、「手紙を読んでくれ」と頼む。
父は読み上げる。 「おばあさん、目はどうですか?腰の具合はどうですか?こちらは順調です。 なかなか帰れないので困ったことがあったら郵便配達の人に頼んで下さい……」
老婆は言う。「いつも同じだな」
父は息子に手紙を渡して、「続きはお前が読め」と言う。 息子が紙を見る。白紙だった。
息子は戸惑いながら何も書かれていない紙を見て 「独り暮らしは大変だね。良ければ一緒に住みましょう…..」と続けた。
老婆と別れた後、息子は考える。
「ああやって何年も父はあの老婆に白紙の手紙を読んであげてきたんだ。 そしてこれからは俺が読んであげなきゃいけないんだ」
そしてまた思う。 「外に出たものは家を思う余裕は無いが、家にいるものは外の家族を思うんだ」
息子は婆さんの手を握ったとき、母を想った。
映画で描かれたように私の知らない父の生き様があったのだろうか。 もう知りようが無いし、父の日に贈り物も出来なくなった。
そして、家にいる母は外の家族を想っているのだろうか。 きっと想っているだろうな。
けど、息子がtomyなどと名乗り、腹コンしてると想っているだろうか。 絶対に思っていないだろうな。
(昨日の運動)ラットプルダウン、プーリー、 アームカール、ベンチプレス、シットアップ
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