もろ。【catyanさんの健康管理カラダカラノート】

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07年12月10日(月)

もろ。

< 有あ。  | 夏。 >
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【其の六十九.】(No.66) 詠み人:前大僧正 行尊

 もろともに あはれと思へ 山桜 
  花よりほかに 知る人もなし
(モロトモニ アワレトオモエ ヤマザクラ ハナヨリホカニ シルヒトモナシ)

[ギミック] 擬人化⇒山桜 

[通釈]
私がお前を懐かしむように、おまえも私を懐かしんでおくれ、山桜ょ。
お前よりほかには、私のさびしさを知ってくれる者はいないのだからなぁ...
----- おまけ&キャチ的☆解釈 -----

「あはれ」は現代の「哀れ」の(同情・哀愁)に加えて(嘆美・愛着)の意がありんす。
ここでは「しみじみと懐かしく思う」となりまする。

この歌は、作者が修剣道の行者として大鋒山に入った時、桜を見て思わず詠んだのだそぅ。
山奥で人知れず凛として咲き誇る桜に、ツライ修行に勤しむ御自分の姿を重ねたのですね。

世の混沌をさげすみ命をはかなみながら、尚も人間への愛惜の念を消し去れぬ苦悩。
もぅね。坊さんのお歌はまー☆共感が持てますゎ。有り体なだけに、なのかのぉ...(^_^;)

何百年、何千年と時を経ようとも、たかだか百年有余しか生きられない我々人間が
考え得ることに左程の相違は無く、世を憂いたり、昔を懐かしんだり、花を愛でたり...

*:;,.★ ~☆・:.,;*年年歳歳花相似たり。 歳歳年年人同じからず。*:;,.★ ~☆・:.,;*

さて。このお歌で、ますますキャチの考えは正しいのだと確信致しましたぞ。
坊主なんちゅうものの殆どは、いわゆる『引き篭もり(≒世捨て人)』に相違無い、とな。

ワシもいずれ出家しよ~っと♪もしくはねぇ、山か海の仙人になるのぢゃぁ~(^o^)丿

・・・イト、オホケナシ。

(ノコリ31。丁度イイ季節ぢゃし、正月までにやり遂げたいのぉ~(^^;ゞ)

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