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09年09月09日(水)
重陽の節句 |
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【今日のできごと】 ・ 朝トレ・自転車 山城大橋 → 流れ橋 左廻り ・ 孫にせがまれバイク試乗
【今日の感想】 重陽の節句
中国古来の陰陽思想では、奇数は陽の数字とされた。最も大きい9が重なる9月9日を「重陽の節句」とし、邪気を祓い、長命を願ってきた。その折、長寿に効能のあるとされる菊の花びらを浮かべた「菊酒」を飲む風習があった。 「重陽の節句」は日本にも伝えられ、宮中の行事にもなった。菊を鑑賞する宴なども催され、「菊の節句」として親しまれてきた。 江戸時代の読本作者、上田秋成の短編集「雨月物語」の一遍「菊花の約(ちぎり)」は、「菊の節句」にちなんだものだ。義兄弟の契りを結んだ親友と「菊の節句」に再会を誓った武士が、故郷で軟禁される。約束をどうしても守らなければならない。「人は一日に千里を行く事はできないが、魂ならば行く事が出来る」という古人の言葉を思い出した武士は自害し、魂となって親友の元に戻って約束を果たすという筋だ。互いに認め合った者同士の友情の強さが伝わってくる。「まじわりは軽薄の人と結ぶことなかれ」と秋成は説いている。 約束を命を懸けて守る気迫が、今 問われている。総選挙での自民党の大敗は、「国民との約」をないがしろにした結果だ。 来週、鳩山新内閣が発足する。官僚を使いこなす力量と度量を示し、「政治主導」の政策を実現してもらいたい。 新首相には前者の轍を踏まないことを切に願う。 2009.9.9 読売新聞より
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