tomytomyさん
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12年01月25日(水)
アリと人間
< 人生は思い通りにい...
| 足をつこうて足を大... >
伊坂幸太郎の「モダンタイムス」という小説中の、アリの挿話が興味深かった。 ------------------------------------------------------------- 「アリはどうやって、エサ集めをしているか分かりますか」 「偵察部隊のアリが、エサを見つけ、巣に戻り 『さあ、エサがあるぞ、みんなで運ぼう!』と指示を出すと思いますか」 「アリはだた単に、すれ違った仲間の数で行動を決めるんです。 偵察部隊がエサを見つけて、巣に戻ってくる。 その頻度で、自分も行くかどうか判断しているんですよ。」 「たとえば、十秒に一度、偵察部隊とすれ違う状態であれば、 巣から飛び出し、エサを探しに行く。そういうルールがあるだけです。 そして飛び出したアリがすぐにエサを見つけて、戻ってくれば、 さらに巣の周りでの接触は増えるので、別の仲間が飛び出すんです。」 「アーケードの通りを行き交う人の数を見て、 『あっちでバーゲンをやっているに違いない』と駆け出すのと同じです。」 「誰かが命令を出しているのではなくて、単純な反応です。 自然とそうなるんです。 大きな仕組みに従って、そうやってコロニーを維持しているんですよ。」 「アメリカの、ある研究家はこう言ったそうです。 『アリは賢くない。でも、アリのコロニーは賢い』」 「アリや虫だけではない。人間のシステムも一緒だ」 「一緒だが異なっている。そこが問題だ。 人間とアリのもっとも違う部分は、自我だ。」 「アリが、優先させるべきは集団の維持だ。 アリは自分の都合を優先させない。人間は逆だ。」 ---------------------------------------------------------------- 確かに人間とアリの集団は違うなあ。 独裁者が意のままに国民に忍耐を強いる国々は瓦解し、 システムを変えつつある。 ごく一部の人間が、多くの富を独占している国の人々の中にも 憤懣エネルギーがグツグツとたぎっているように見える。 アリのようにただの反応だけでコロニーを維持するなんて、 私たち人間にはできないな。 はたして、我が国は国民の自我と、システムの維持のバランスを保てるのかなあ。 増税、手当削減、へなちょこ外交とあちこちブレまくり。 不安と不満の重りばかりが加わってってるぞ。 とりあえず、消費カロリーと摂取カロリーのバランスだけでも必死で保とうかな。違うか。 ----------------------------------------------------------------------- King Game 目標 脂肪減500グラム (12月)★☆☆|☆☆☆☆★★☆|☆☆☆☆☆☆☆|★★☆★★☆☆|☆☆☆☆☆☆☆(24/31) (1月) ★☆☆☆☆☆☆|☆☆☆☆★☆☆|★★★★☆★☆|☆★★★★★★|★★★(15/31) (昨日の運動)運動より、仕事にバランスが傾いた火曜日
【記録グラフ】
【食事の記録】
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