asakomamさん
最新の記録ノート
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14年11月14日(金)
おばちゃん。 |
< ぬくもり。
| シャンプー。 >
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パパと付き合っている頃、デートは専ら寿司屋だった。 正確に言うと専らの80%くらいが寿司屋だった。 残りの20%は居酒屋だったりレストランだったりした。
行きつけの「さわだや」という店があって最初のデートで連れて行ってもらった。 2、3回「さわだや」が続いていい加減に飽きた頃、飛び込みで違う寿司屋に行った。 いわゆるハズレの店で高いことぼったくられた割にいいネタがなかった。 それからわたしたちの寿司屋めぐりが始まった。
何軒目だったろう、こじんまりとした地味な感じの寿司屋に入った。 まあるい顔の背の高い大将と小柄な奥さんとおばちゃんの3人で切り盛りしていた。 「松乃寿司」という店で大そう贅沢な刺身を安く食べさしてくれた。 当時、向かいに佐川急便があって、そこの若い男の子たちがよく来るので廉価販売していたのだという。
「松乃寿司」のおばちゃんは背が低くてでぶっちょだった。 近所でひとり暮らしをしていて手伝いにと働いてると言ってた。
程なくわたしたちは結婚してハネムーンベビーが生まれた。 その赤ん坊がお座りができるようになった頃、突然おばちゃんが拙宅にやってきた。 ピザを配達するスクーターに乗ったミッキーさんのおもちゃを持ってきてくれた。 突然の訪問にわたしはびっくり! 後でパパに聞いてみると拙宅の場所を教えてあげたのだそうだ。 まさか本当に来るとは思わなかったという。
あれから24年。 「松乃寿司」は道増幅のため移転し、佐川急便ももっと広い所に移った。 後には建築関係のビル、そしてエディオンができている。 すっかり様変わりしてしまったその道を散歩がてら歩くことがある。 あのおばちゃんはまだ元気だろうかとふと懐かしく思った。
わたしたちは離婚し、2回も引っ越しをした。 おばちゃんの娘さんが名古屋の星ヶ丘に住んでいると言っていた。 わたしの通った大学が星ヶ丘にあったので、そんなことでもふと思い出したりする。 今はもうすっかり、 わたしの子どもたちの時代になったんだなと思う。 歳を取ったものだなと思う。
きょうもみなさんの健康と幸せを祈りつつ。
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