Ayako_kさん
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22年04月11日(月)
迷いハトを空に放つお仕事 |
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< 草むしりの日
| 森林?火災 >
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昼休み、昼寝から戻ってみると、M主査が立ち上がった。 「コメリにハトが出たそうだ。ちょっと行ってくる」 しばらくして、戻って来た。 「ここの連絡先に電話してくれ。ハトを保護したのでと」 メモを書いたふせんを渡された。 Kで始まる謎の番号と、人の苗字と、電話番号らしい数字列。 電話をかけた。 「〇〇県から言え」とM主査。 「そうですか。ハトは怪我はしていませんか」と、電話の主の女性。 M主査に聞く。けがはしてないとのこと。 「怪我はしていません」 「そうですか。怪我をしていないなら、遠方になりますので、ハトは放してもらえますでしょうか」 「ハト放鳥、こちらでいいのか、確認してくれ」とM主査 あらためて、「こちらで放してさしつかえありませんか」と確認。 「お願いします。水を飲ませると飛ぶと思います」と電話の女性。 メモは、ハトの鑑札に書いてあったものだそうだ。 「ハトが暴れるのでメモするのが大変だった」とM主査。 「なんか皿なんかに水入れてこい」と言われる。 「流しに何かあるだろう」とのこと。探したら小さめのボウルがあったので、それに水を入れる。 「綾子さんも一緒に来てくれ。今後のこともあるので」とのことで、水の入ったボウルを持って、車庫に行った。 車庫の車の中に、段ボールがあった。ビニールテープが中央と横の十字に貼られていて、上にスコップが乗っている。 M主査がスコップを外し、段ボールを抱えた。 「建物の中で放すと、中で上に飛んでしまうらしい」とのことで、箱を車庫の外に出す。 「テープ、なかなかはがれないな」と言いつつ、M主査は段ボールのテープをはがし、中からハトを取り出した。 いわゆるドバトではなく、どこかの家庭で飼われていたような、頭が灰色で首が緑色の、街で良く見かけるハトだった。 「手を離したら飛びそうだな」 M主査が手を離したら、勢いよく空に飛び立っていった。 水は必要なかった。 「一応報告が必要か、本所のO君に電話かけて聞いてくれ」 私は水を側溝に捨て、走った。 本所に電話する。「一応、調書を作って送ってください。様式が無いようならメールで送ります」と担当者。 「んじゃ、様式来たら、明日でいいから書いておいてくれ」とM主査。
この部署は「鳥獣」担当で、とにかく「動物が出た」と市民から連絡が入ったら対応に行かなくてはいけないらしい。 今日は、ホームセンターに迷い込んだハトの通報を受け、出かけたら、ハトは既に捕まえられ、段ボールに入れられた状態だったらしい。 「追い払っても何回も店の中に入ってきてしまうんだそうだ」とM主査。 電話の人は「遠方なので……」とも言っていた。帰ろうと旅する途中、お腹が空いたのかもしれない。 ホームセンターで餌や水でも与えたら、満足したらまた旅立ったかもしれないと、今になって思う。 おそらく、人家なら何か食べ物があると思ったのだろう。 これは、別の場所でまた繰り返しそうだなとも思った。
ここの部署に来る前、課税課の女子会で「鳥獣ですか?スーパーにハトが入ったりして大変でしたよ」と言われたのを思い出した。 間接的に、手伝いとは言え、体験したことになる。 毎日、退屈しない。
私の今日の仕事自体は、起案の文章2件を、M主査のリテイクを受けて直すことを繰り返すうちに終わっていた。 今日も夕食後は眠くて、そのまま寝た。途中で「ちゃんと布団で寝れ」と促されて、二階に行って寝た。
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