次男(眉太)さん
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08年04月28日(月)
僕らが限定品に弱い理由 |
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春キャベツと新たまねぎに弱い僕です、こんばんは。 春キャベツって書いてあったら なんか今のうちに買わなきゃーって気分になります。 新たまねぎも 今がたまねぎサラダのシーズンだーって気分になって買ってしまいます。 春キャベツって何者かもわかりません。 でも、スーパーで大きな顔しているので。 きっとすごいやつなのでしょう。
ということで。 我々は限定品になぜこうも弱いのか? その秘密を探ってみたいと思います。 そもそも。 限定ということはどういうことでしょうか? ものの数などを定めて超えることを認めないことです。 例えば、100人限定だと、100人を超えることは認めないということになります。 ものの数を限定すると、手に入る人数が限られることになり、 ものに希少価値が生まれます。 さて、希少価値が何を意味するのでしょうか? 人の本能は他人より優れようとします。 そのために。 人が持っているものは欲しくなり、 人が持っていないものを持っていると優越感に浸ります。 また、人に劣等感を抱かないために。 知らぬうちに希少価値の高いものを手に入れようとしてしまうのです。 さあ。 話が無駄に難しくなってきました。 もっと難しく言うと。 我々のアイデンティティを築くものというのは。 オリジナリティです。 それはつまり他人とは違う何かなのです。 これを突き詰めていくと。 希少価値を自分に持たせることができるかどうかということが。 人生のアイデンティティを得るかどうかになるわけです。 生きていてつまらない人は。 自分のアイデンティティを求めるオリジナリティを。 自分に見出すことができない人が多く。 誰にも負けない何かや 熱中できる何かを持たないことが多いそうです。 また、せっかく見つけたアイデンティティも。 身近な人が自分より優れていたり。 誰かに否定されることで急に価値を失ってしまうことすらあるのです。 ここまでくればわかったでしょうか? コンビニに並ぶ季節限定商品とは。 我々の足りないアイデンティティを埋める商品なのです。 期間限定であることが。 我々に限りある人生の時間を実感させ。 数量限定であることが。 まるで自分が選ばれた誰かであるような錯覚を引き起こします。 限定品が復活したり、廉価品になると。 それを以前に手に入れた人は憤怒します。 それは。 限定という言葉に魅惑された商品が。 何の価値も持たなくなってしまうからです。 それはまるで。 ギリシア神話のイカロスが。 ロウでできた羽で太陽を目指し。 溶けて地に落ちてしまう姿によく似ています。 しかし。 それでも我々は限定品に手を出すのです。 今回こそは。 幸せの青い鳥だと信じて。
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