さかちさん
最新の記録ノート
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09年02月05日(木)
犯人捜し |
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【今日のできごと】 犯人捜し 【今日の感想】 今日は、またよく冷え込む朝を迎えた 昨日と一昨日は、日中の気温がけっこう上がり わりに過ごしやすかった その反動で、今日は寒くてなかなかお布団から出れなかった
あまりに気温が下がると、朝イチの単車はエンジンのかかりが悪い たまに「どこをどうやってもエンジンがかからない」なんて時もある そこで今日は出勤前に、まだ時間に余裕があったので 一度単車のエンジンをかけておこうと思い、下に降りた すると、私の単車の黒いシート(イス部分)の上に、ちょっとだけ乾いた砂がのっていた
私は「何じゃこりゃ?」と思い、パッパと手で砂を掃おうとしたが よく見ると・・・マンガや挿絵でよく見るようなネコの足跡だった
それも「おおすごい!」と感心するほどに、クッキリとした足型だ その不規則に描かれた足形の鮮明さに、芸術的センスを感じてしまい サッサと砂を掃うのを、一瞬躊躇してしまったぐらいだった ふと、見ると お若い黒猫が、ちょこんと私の足元に座って私の顔見上げていた
我が家の前の通りには 私達が「クロ」と呼んでいる、ノラの黒猫がいつもいるのだが 今足元にいるこの子は。クロではない クロの息子さんにあたる方だ クロと同じ顔で、同じく真っ黒なネコで、クロよりも一回り小さい そこで私と相方は、息子さんの方はチビでクロいので「チビクロ」と呼んでいる
チビクロが声も発さずに、こっちを見ているので 「チビクロ、これアンタが足跡をつけたのか?」と本人に聞いてみた
するとチビクロは、間髪いれずに「ニャー」と返事をしたではないか! しかし待て待て、もしも冤罪だと大変な事なので、念のために違う質問もしてみた 「クロの方か?母ちゃんの方が足跡をつけたのか?」 ・・・すると、どういうワケか チビクロは押し黙ってしまい、ただこっちを見ている
私はしつこいようだが、もう一度聞いてみた 「やっぱりアンタが乗ったんだな?」 すると、チビクロはまたすぐに「ニャー」と返事をした
まぁ、返事をしていると言っても 彼はただ「ニャー」としかもちろん言わず・・・ 間違っても、チビクロが「そうでんねん」とハッキリと言ってるワケではないので 絶対、とは決め付けれないのだが・・・ なんとなく、今朝のチビクロはやたら威風堂々として見えると言うか・・・ 何だか自身満々な様子で、何かを私に訴えかけている 「そこ(シートの上)は、オイラの場所!」と言ってる風にも感じる
・・・・ちょっと待て、じゃあどちらにせよ チビクロ、お前が犯人じゃないか!(笑) しかし、ただ本人の自白だけではダメだ 母親(クロ)をかばって息子が出頭してきた可能性もある 犯人検挙のためには、やはりこちらにも手堅い証拠が必要だ・・・ ここは、鑑識なども行わなければならない 私はチビクロに「ちょっと、こっちに来な」と言って チビクロをよいしょと抱き上げた
さすがに、わざわざ向こうから出頭してきただけあって 住所不定、無職の男・・・通称「チビクロ」は大人しいモンだった
私はヤツの両脇を抱えたまま、後ろ足だけがふんばれるように 体が伸びた状態で、チビクロを私の単車のシートに乗せてみた よちよち歩きの子供にする「あんよは上手」のスタイルに近いと思う
チビクロの足に少し体重をかけさせておいて、押したスタンプをはがすようにして 再度体を持ち上げて・・・「はい終了」と言ってチビクロを地面にそっと下ろしてやった チビクロは「何?もう終わり?」というような、顔をしていた
さてさて・・・実況検分の結果 たった今押した、チビクロの足跡は・・・薄い仕上がりとなってしまい 判断はけっこう難しかったのだが・・・寸法やら、バランスやらを良く確認したら 犯人の足跡とチビクロの足跡は、ほぼ一致していると言えよう! 晴れて私は真犯人を特定し、逮捕に至れる結果となった
まぁしかし、大変微笑ましい程度の犯罪であったため 今回の処罰は軽い「厳重注意」だけに、とどめておいてやる事にした
「ここ、足跡つくから!乗っちゃダメだよ」と注意すると チビクロは「ふ~ん」って顔をしていた おっとっと!そうだこんな事を悠長にしてる場合ではなかった! 今日は仕事だ仕事! ・・・おかげで今日の私は、あぶなく職場に遅刻してしまうところであった ちょっとした踏んだり蹴ったりな気分だった
さてさて一日が終わり 帰宅後に相方と夕食を済ませ、お風呂に入った後になって 自分のタバコが、もう切れている事を思い出してしまった 寒いし面倒だが仕方がない、私はシブシブと自動販売機に向かうために下に降りて行った
すると、私の単車のシートの上に 色々な物体がこんもりと乗っているのが見えた 私は「何じゃ?」と思い、近くで単車を見てみると 真犯人として検挙したばかりのチビクロ、その横には大きなトラジマが丸くなっており 単車の足元の部分には、今まで見たことがない巨大なグレーの猫が丸くなっていた そして全員が、一斉にこっちを見ている ムムム・・・まさか、複数犯の仕業だったとは! しかも、犯人の自白通り・・・確かに母親のクロの姿は無い(笑)
私がこんなに近くに寄って行っても、誰一人として動く気配がないのも驚きだったが 「ホレ、降りなさい」とチビクロやトラのお尻をグイグイと押してみても 彼らは「ヤダヤダ、もうちょっと!」と言わんばかりに、一向に立ち上がろうともしない・・・
うーん・・・彼らの手足やお腹はアスファルトの上だと、シンシンと冷えて冷たいよね きっと単車のシートの上は、いくらかは暖かいんだろう ・・・しょうがないから許してやろうと思う
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