笑顔の魔法さん
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1977年11月11日生(女性) A型 東京都 |
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09年04月28日(火)
ひだまり |
< 一日の終わりに
| 明日したいこと >
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今日は「ひだまり」という名の月に一度の保健センターでの集まりに行ってきた。 「ひだまり」とは育児に対して精神的に行き詰ってしまった人のためのグループミーティングの場なのです。
私にとって「ひだまり」は貴重な場であり、この場なくしては今の私はないと言っても過言ではないと思う。 奏舞が一歳半のころ、うつ病がひどかった私は病気のいい転機になればと思い切ってこの町に引っ越してきた。
吐き気の症状もひどく外にはでられず殆ど息子と二人きりでうちにいるような生活をしていた。 もちろん育児も楽しいとは程遠いものだった。 その頃たまたま息子の健診を担当した保健師さんが私のことを気にかけてくれて時々電話をかけてきてくれるようになった。 最初はびっくりした。 何の用かと思った。 健診に不備があったのかとそんなことしか思い当たらなかった。 保健師さんは「その後どうされてるかと思って」とただそれだけだった。 私はこの一言に本当に救われた。
それまで「私が今ここでいなくなっても誰も気づかないんじゃないか」と本気で思っていた。 それほど外の世界とは遮断されたような生活をしていた。 たかが一市民の私のことを気にかけてくれる人がいるのかと信じられない気持ちと同時に私はその人に少し甘えてみようかという気になった。 そして「私に居場所をください」ってお願いした。
はじめてひだまりに行ったときは吐き気の発作が出るんじゃないかとそればかりが心配で覚えていないが、そのうち段々行くのが楽しみになっていった。 私は初めてその場で「泣く」ことができた。 そこで初めてママ友だちを作ることもできた。 息子が四歳。 気づけば一番のお局様になった。 少し笑いもとりつつ話のできる自分がちょっと嬉しかった。
人は人のたった一言に救われることがある。 それが些細な一言でも。 だから感謝だ。 人が自分に向けてくれる言葉はありがたい。
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