こんなはずじゃないさん
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09年12月07日(月)
クリスマスのこと。 |
< 初雪。
| パーソナル。 >
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今日はアメリカのクリスマスについてご紹介。
アメリカに来て、クリスマスってのはそういうもんか~って思ったことがいっぱいある。 多分アメリカのは、本来のクリスマスって言うよりアメリカ独特って気がする。 イギリスやイタリア、スペインなどキリスト教徒が国民の多くをしてめる国では クリスマスってもっともっと厳かな感じらしいけど、 他民族が集まるアメリカでは、確かにキリスト教徒も多いけど 他にもいろんな宗教の人たちがいっぱい集まってるので、 クリスマスを筆頭に、ちょうど一年の同じ時期に祝われるアフリカ系アメリカ人のクワンザや ユダヤ教のハヌカってお祭りも一緒に祝いましょう!ってんで、 宗教関係ナシの国民のお祭りっぽくなっちゃってる感が強い。
まず、デコレーションについて話をすると。 ユダヤ教の家族は自分達のお祭りの飾りがあるのでツリーは飾らないんだけど、 それ以外の人はたいがいどこの家でもツリーを飾るんじゃないかな? アメリカではホリデーのシンボルのツリーを飾ってないと、 レス・フォーチュネートなファミリー、 つまり幸せの少ない/お金が無くてツリーが買えない家族っぽいイメージがある。 だいたいどこの家も背の高さくらいのツリーを飾るんだけど、 それぐらいの高さだとライトもオーナメントもついてない裸の偽のツリーで、安くても9000円はする。 一度買えば毎年使えるとは言え、飾りをつけるとかなりの金額になるので、 生活が厳しい家庭にはなかなか手が届かないのもわかる。 だからこの季節、ラジオやテレビではツリーが買えない家族に 寄付を求めるコマーシャルがいっぱい流れる。 私も一応仏教徒だけど、クリスマスツリーは毎年、ある種義務的に、飾ってますよ~。 玄関にはリースを飾って、 暖炉にはサンタさんがプレゼントを入れる靴下を飾ることも忘れないように♪ (ちなみに英語ではサンタさん用の靴下をストッキングと呼んで、 女性用ストッキングはパンティーホースと呼ぶ。 ふふふ。パンティーホース。変な名前。)
次に。クリスマスカード。 これは日本の年賀状と一緒。 会社関係の人は会社が印刷する会社名入りのものを、 家族やお友達には自分で買う好きな柄のカードを12月の2週目くらいには発送し、 受け取った人は貰ったカードを暖炉や棚の上に見えるように飾る。 カードは飾るものなので、24日ギリギリに届いたりしたら、 「なんで今更送ってきたの?」とか言われちゃうので、 できるだけ早い目に送るのが良いらしい。
で、お楽しみのプレゼント。 これは日本で言うところのお歳暮みたいな感じだけど、 これもアメリカ人の国民性というかなんというか、 とりあえずみんな恐るべき数を買う。 買って買って買いまくり、何でもかんでもラッピング。 アメリカ人が一人当たりに買うプレゼントの合計額は 2000年の8万5700円がピークだったけど、 景気がどん底だった去年でさえ6万5千円! これは自分で買い物ができないような赤ん坊も爺婆含めた全部の人口で割った金額だから、 実際に大人が使う金額ははるかに大きいことになる。 プレゼントを買う対象は妻or夫、子供達、両親、親戚、会社の人、 クリーニングレディーやアパートの管理人、駐車場のおっちゃんなど。 後は大抵、恵まれない家庭でプレゼントがもらえない子供達にも買って支援団体に届ける。 予算は人それぞれだけど、私は会社の人と恵まれない子にはだいたい2千円前後のプレゼントを。 家族や自分に近い人たちには、何か大物を一個と後は小さいものを数で勝負。 みんな小物なんて、パンツや歯ブラシなんかも個別に包んじゃうんだよ~。(笑) そして内緒で買ったものを必死でラッピングし、 中身がわからないようにクリスマスツリーの下に置いてクリスマスの日を待ちます。
そして24日。 実はクリスマスイブは日本みたいな盛り上がりは一切ないの~。 24日から殆どの会社はお休みなので、この日は民族大移動。 家族によってはクリスマスのお祝いを、 クリスマスイブに妻方の家族と、クリスマス当日を夫方で・・・みたいな家族もあるけど、 基本はみんな大晦日みたいに翌日のパーティー準備で忙しくしてるみたい。 小さな子供がいる家族はサンタさんが来るので子供を早く寝かしつける。 私の24日は大抵、訪ねる家族もいないので、びしっと日本人らしく?! 彼と二人でちょっと豪華なお食事に出かけてイブのデートを楽しみます。 で、待望の25日。 みんな朝からツリーの下にゴミ袋を持って集まり、 順番にプレゼントのラッピングをビリビリ破いて開けていく。 包み紙を破くのも、日本の“蕎麦を音たてて食べる”的お約束で、 早く開けたいって言う楽しみの表現の一つなので、 丁寧に開けて包み紙をたたんで取っておこうとはせず、思い切ってビリビリに破きましょう。 そうそう。これはクリスマスに限らずだけど、 プレゼントにカードが付いていたら、プレゼントを開けるより先にカードを読まないと、 相手に対して大変失礼になるのでご注意を。 プレゼントをみんなで開けて批評を言い合った後は、 みんなで集まってご飯。 私の場合、二人ぼっちは寂しいので、 毎年モレちゃん家族のパーティーにお邪魔虫。 残り物のご飯持ち帰りようのタッパー持参で押しかけます。 昔は遠慮してたけど、モレちゃんちのパーティー、毎年山のように作られた料理がどっさり残るので、 最近は家族のみんなを出し抜いて、私が一番たくさんお持ち帰り。 メニューはその年によるけど、まずローストビーフとか、 モレちゃんちはイタリア系なのでラザニアとかのパスタ料理、 後私の好物ロールキャベツなんかも作っておいてくれるんですよ~。 残念ながらアメリカにはクリスマスケーキはありません。
--------------------キリトリ---------------------------- 【生クリスマスツリーのUPの仕方。】
写真1)クリスマスツリーは毎年この時期、 ツリーファームで既に切った木を棒に立てかけて売っているので、 好きな大きさや形の木を自分で選んでおっちゃんに言う。 おっちゃんが木を運んで赤い筒の機械の中に通してネットをかけ細く束ねてくれ、 幹の根元をチェーンソーで切ってくれる。(水の吸い上げがよくなるように。) 写真2)ネットで細くなった木を、おっちゃんたちが車の屋根に積んで紐でしばってくれるので、 その状態でおうちに帰り、自分達で木を引きずっておうちに運び入れる。 写真3)ネットをはさみで切ってはずし、わっしょいと木を起こしてツリーたてに入れ、 木の傾き加減を見ながらツリーたてに付いているぶっといネジを回して木を固定させる。 木がささったツリーたてはバケツのようになってるので、バケツ部分に水を入れ木が水を吸えるようにする。 後は電球やオーナメントで飾り付けをし、ツリーたてを隠すためにスカート(円形のカバー)をかける。
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