asakomamさん
最新の記録ノート
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13年10月21日(月)
雨のおもいで。 |
< 困った母。
| 霧の朝。 >
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音もなく雨が降っていました。 真っ直ぐな雨でした。 マンションのベランダ越しに見る景色は、乳色の靄がかかっていて幻想的でした。 時折、行き交う車のシャーという音がするだけで、静かな日曜日でした。 余計な生活音を雨が消してくれているかのようでした。
昨日は何もしなくていいはずでしたが、ハムを切らしているのに気づいてスーパーまで走りました。 今朝はサンドイッチをこさえる予定です。 ハムときゅうりとレタスとスライスチーズを挟んでマヨネーズをかけます。 娘は卵サンドが嫌いなので、卵は使いません。
そして、スーパーに行ったついでにコンビニにも寄りました。 編み上がったマフラーを息子に送りました。 今時、手編みのマフラーなんてダサいかもしれませんが、自転車が唯一の移動手段の息子にと編んでみました。
元ダンナさんが家を出て行った夜は、こんな風に真っ直ぐな雨が降っていました。 ザーという雨の音を掻き消すかのように、息子と娘は慟哭していました。 わたしの中の何かがぷつんと切れてしまいました。 土下座をして許しを請うダンナさんを、無下に追い出してしまいました。 季節は秋。 ちょうど昨日のような日でした。
あれから14年が過ぎようとしています。 会社の経営はうなぎ登りに順調で、今では市内で2番目か3番目に多くの税金を納める会社に発展しました。 ダンナさんはきっと歯を食いしばって頑張ったんだと思います。 息子と娘の戸籍も親権もダンナさんにあります。 相続のことを考えたらそれでいいと思います。
別れなきゃよかったなと思った時期もありました。 でも、わたしたちは縁がなかったんだと思います。
息子と娘。 ふたりとも心に大きな傷を残して生きています。 心の傷は若いふたりには重すぎて、いろいろな形で発散しました。 家庭内暴力 万引き 無断外泊 わたしは経験したからこそ実感するのです。 平凡が一番なのだと。 成人した大きな子ども、息子と娘。 これからは明るく楽しい晩餉を囲むことになるでしょう。 子どもが幸せになってくれることが一番の親孝行なのです。
わたしが子供のころ、両親は仲が悪く、そっぽを向いてご飯を食べていました。 卓袱台がひっくり返されるのは日常茶飯事のことで、ヤクザな叔父がよく怒鳴り込んできたりもしました。
つくづく家庭に恵まれない自分を感じます。 娘はクローン病。 平凡な結婚は望めないかもしれません。 息子は就活で挫折して帰ってきます。 そんなこんなことを全て離婚のせいにしようと言う訳ではありません。
不足していた愛情をこれから注いでいってやろうと思います。 わたしの気持ちを理解してくれたら、息子と娘はきっとわたしから巣立っていくでしょう。 愛情って、どこかで帳尻を合わせないと、子どもは大人になり切れないものです。
今日もみなさんの健康と幸せを祈りつつー。
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