tomytomyさん
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15年06月23日(火)
キャベツ、スゲー |
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伊坂幸太郎の「火星に住むつもりかい」を読んだ。 小説の中で、キャベツのSOS信号について、興味深い話があった。
「キャベツの天敵はアオムシだ。キャベツが好きだからむしゃむしゃ食べていく。 キャベツからすればたまったもんじゃない。そこでキャベツはね、アオムシを やっつけるために寄生バチを呼び寄せる」
「アオムシに寄生するアオムシコマユバチ。そいつがアオムシに寄生することで アオムシの数を減らすことが出来る」
「キャベツがどうやって、呼ぶんですか」
「SOS信号を出すんだ。 アオムシがキャベツをかじるだろ。そうするとその唾液に含まれた酵素と、 キャベツの成分が混じって、揮発性の物質が空中にばら撒かれる。 それが、アオムシの天敵を呼ぶんだ。」
「植物は身を守ることが出来ない。日本国憲法9条どころか、ガンジーの 非暴力主義といったところだ。けれどまったくの無防備というわけではない。」
「動物は勝ったり負けたりだ。擬態した昆虫がいつも敵を騙せるわけではない。 食われるときもあれば、逃げられるときもある。ただ、今のキャベツの話は 面白いだろ。だって、アオムシ自身が、敵を呼ぶんだよ。キャベツからすれば、 相手の力を利用してやっつけるというか、合気道みたいなものじゃないか」
うーむ、伊坂幸太郎の小説はいつも多くの示唆に富んでいる。 自然の仕組みに驚かされる…...つーか、キャベツ、スゲーな。
昨日は都内でお仕事。取り組んでいるビジネスの内容を相手に説明して審査を受ける。 相手の方が立場が上だ。言うなれば私たちは無抵抗なキャベツに等しい。違うか。
相手の力を利用してやっつける……小説に感化されて、その機会をうかがいながら ペラペラと説明したが、生かせる局面は全く無かった。
特に私の説明をかじり尽くすことも無く、割とすんなりと済んでしまった。 当たり前だな。相手はアオムシじゃねぇーし。
(昨日の運動)外出していて昼ラン出来ず
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