Ayako_kさん
最新の記録ノート
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19年05月22日(水)
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今日は、職場の互助会の総会だった。 宴会のサブタイトルは、「T君の市町村アカデミー壮行会」と「臨時職員歓送迎会」だ。 T君は、体調不良により欠席。 臨時職員さんは、5月15日まで在籍だったMさんの慰労会と、5月30日まで在籍のYさんのお疲れ様会になる。 二人は軽い挨拶を求められ、「人に恵まれて、楽しかったです」とテンプレな挨拶を述べた。
お食事は、飲み放題2時間付き。生ビールも込みで一人税混み5000円だった。 内容は、かなり満足。 たまたま、様子を見に行った臨時職員のKさんのところで、座りっぱなしになる。 5月15日までの納税通知書封入関連の事務を終え、いよいよ今年度本来の担当事務に移ることになり、ここ1週間ほどY君から仕事のやり方を聞いていたのだったが、Y君の教え方に辟易して、ついには脅迫されている夢を見るまでになってしまったとか。 Y君、興奮してくると声がかなり大きくなる。自分より仕事のできない人を見下す傾向が若干強い。難しい専門用語を使いすぎる。はじめから完璧な業務を期待した教え方をする。簡単な教え方をしているOさんの批判をする。など。 あと、納税通知書封入の201会議室では、一緒に働いた他のおしゃべりをずっと続ける臨時職員のしゃべり声に集中力が削がれてとてもつらかったことなど。
今回、臨時職員さんとして雇用されている人たちは、若くて40代。 中心は、50代後半の、人間としてベテランの女性たちばかりだ。 短期間(長くて1年弱)という雇用形態であるため、簡単な業務中心とはなる訳だが、皆さんほとんど社会人としての経験も長く、「たまたま諸事情で臨時職員をしているだけ」といった方々がほとんど。 業務指導をしている職員を、皆よく観察して、臨時職員同士で正職員の点数をつけて、連絡網で連絡しあっているとか。 そして、「Xさんの元では働きたくない」等、雇用元である職員課に希望を出したりするとのことだった。 だから、働く人が嫌になるような教え方しかできないY君の元には、人が来なくなりますよ。と、釘を刺された。 自分は、今は臨時職員という雇用のされ方をしているから、「私が馬鹿でした。すみません」と頭を下げてあげているが、元々は企業のメンヘル担当で、1000人以上の心身を壊した人や問題行動のある人を沢山見てきた。市も臨時職員を多く使うのであれば、理解度が低いうちはこういう教え方をする、などの統一業務指導マニュアルを整えたほうが良い、個々の裁量に任せているのは良くない、とのご指摘を頂いた。正にその通り。 また、彼女の指摘では、「男の世界は、ある程度以上にダメな奴にはもう何も指導しない。放っておく」のだそうだ。 Y君は、「初心者への指導の仕方が厳しすぎる」のが治らないし、上から怒る人がいないのでもう放っておかれている、という見方だった。 私からは、変な話ではあるが、「体調が危ないと思ったら、職員課に相談して、体調不良で休む、とか、別の部署に回してもらう、とかここから脱出する相談もしたほうが良いと思いますよ」と伝えた。
やっぱり、相性というものもあるのだろうと思う。 昨年も、一昨年も、その場所には1人は臨時職員が居たのだが、ここまで強い拒否反応を示す人もいなかった。 自我や自尊心ができあがっている中高年だと、Y君の上から教えるようなやり方にはなじみにくいのかもしれない。 昨年までいた20代のMちゃんは、のんびりした顔で飄々と暮らしていた。 内心色々あったのかもしれないが、少なくともこうやって酒の席でワンワン訴えるような感じではなかった。 ただ、Y君に関しては、私も今年の臨時職員のKさんと同意見で、確かに教わりづらいのだ。同じ感想である。
これは、構造的な問題だ。
自治体は、限られた予算の中で動いている。 少子高齢化で、集まる予算はじり貧だ。 そこで、何を削るかというと、削りやすいのが人件費ということになる。 人件費をどうやって削るかというと、正職員を減らして、臨時職員で賄うということになっている。 どんなに綺麗ごとを言おうと、実際はそうなっている。 では、長期雇用で業務の概念が染み込んでいる正職員、ではない、昨日来たばかりかもしれない臨時職員を戦力にするためには、どうしたら良いのか。 それは、「教え方」の最適化、にかかっている。
人間は、はじめから1000の約束事は覚えられない。 段階を踏まなくてはならない。 アルバイトなどの、非正規雇用者を指導する、やり方の講習会などを本気で開催した方が良い段階まで来ているのではないかと思う。
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