ちなみに、『ワイ(合掌)』のやり方も、日本での合掌とは少し異なっていて、 ① 両方の手のひらを完全に合わせるのではなく、少し「蕾(つぼみ)」のように膨らませる (仏教でよく登場する”花”たる、「蓮(ハス)」のイメージ)、 ② 最も尊敬の対象となる「僧侶」に対しては、『ワイ(合掌)』した両指が、 自分の眉間あたりに来るぐらいに、高く『ワイ(合掌)』を行う、 ③ 目上・年上の人に対しては、両指が自分の鼻の位置に来るぐらいに、 同年代以下の人に対しては、両指が自分の顎の位置に来るぐらいに、 『ワイ(合掌)』を行う、 ④ 先に『ワイ(合掌)』を行うのは、目下・年下の人からで、 その後に、僧侶・目上・年下の方が、返礼のワイ(合掌)』を行う。