吐き気【ほし。さんの健康管理カラダカラノート】

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09年01月18日(日)

吐き気

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三郷町のマラソン大会に行ってきた。

去年は12分40秒で3位だったが、今年は去年よりもコンディションもいいし、トレーニングもしっかりした。

2位と3位の賞品はタオルと賞状。
1位になると、タオルと賞状とメダルと町の広報に載ることができる。

1位になって、メダルの写メと一緒にめいさんへ謝罪のメールを送ろうと思った。
『僕も悪かった。やり直したい。ちゃんと会って話をしよう。』と
最低3位に入らないといけない。 

コースは、トラック2周後、1kmの急な上り。折り返して急な下り。
トラックに戻り1周回って、ゴール。

スタート直前に、ファイト一発を飲んでレースに挑んだ。

ピストルの音がなり、混雑を避けるため、一番外から、前へ進んだ。
トラックを2周回る頃には、1位になっていた。

絶好調だけど、飛ばしすぎのような気がして、大学生に1位をゆずり、1位の背中を追いかけて走ることにした。

300mほど上ると、65歳以上のおじいさんが、僕らを追い抜いていく。
おじいさんの呼吸法は力強く、足はプロランナーのように太かった。

僕はそのおじいさんについていこうと、照準を切り替えようとしたが、スピードがあがらない。
あれ? っと思っていると、腹筋が痛くなってきた。

(このままでは、優勝できない。めいさんに会えない。)
(でも、めいさんはもう信用できないから、会えないほうがいいかも)
(めいさんとレースは関係ない。今はレースに集中!)
(でも、勝つためには、ご褒美がほしい。)

(あああああ。めいさんが離れていく。。)
(でも、僕の中にはめいさんが嫌いな僕もいる。)

精神的な加速をできないまま、気持ちが空回りして、山頂の折り返しのころには5位になっていた。

そこからは、得意の下り。
70mほど前を走る4位を無心で追いかけた。

背中に手が届く距離まで近づくと、
(このままのスピードなら3位に追いつける!)

追い抜こうと、外側にコースを変えた時、
目の前の中心が真っ黒になり、視界がぼやけて、スピードを落とした。

4位にあがるチャンスを失った。
足をいったん止めると、視界が戻り、再スタート。

トラックに戻ると、65歳のおじさんが1位でゴールをしようとしていた。

もしスピードを落とす人がいれば、まだチャンスがあるかもしれない。
足はぜんぜん痛くないし、体力も余っている。スパートしよう!

と、気合を入れた時、朝に食べたから揚げの匂いが口の中に広がった。
吐き気がする・・・。もうダメだ。走れない。みんなが見てるから、吐けない。
もう走りたくない。

また足を止めて、深呼吸。
そして、マイペースでゴールした。

体力も足も残っていて、不完全燃焼になってしまった。
結果は5位。13分21秒。


スピード上げすぎの視界が悪くなるのは、何度か体験してたが、吐き気は初めてだ。
プレッシャーのせいなのか、ファイト一発のせいなのか・・。

今日はめいさんと仲直りできなくなった。
めいさんから、応援メールも来なかった。


こんなに苦しいのなら、もうタイムの競うレースはしたくない。


次のレースは 2月11日法隆寺ハーフマラソン。
このレースの目標は、完走。

その次のレース、H町マラソン(3月)で3位以内に入れなかったら、引退しよう。
3位以内に入れたら、メダルと一緒にめいさんにメールを送る。
そのためにがんばる!


僕には、めいさんが必要だ。

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