懐疑的に語られた夢【わかりもんさんの健康管理カラダカラノート】

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09年04月28日(火)

懐疑的に語られた夢

< 微熱にくるまれなが...  | ヒッピーに捧ぐ >
懐疑的に語られた夢 画像1
風邪がいまひとつ治らず、
午前中はお休みをもらって注射を打ってもらいました。

あいかわらず身体は微熱の中。
春らしい柔らかな陽射し、
ひと気の少ない平日朝の郊外の風景、
それらもあいまって、どこか夢見心地な感覚です。


とはいえ、そこは現実。
出勤したら、そこは現実なのであって (^_^;)
覚めてみると、夢っていうのは、儚いもんです。


帰宅後、前に買った新潮臨時増刊の『小林秀雄・百年のヒント』をパラパラと読んでみました。

小林秀雄って、ほんと厄介な人です。
下手に心酔しても、半端に反発しても、うまくいかない。
論じているこちら側が、むしろ薄っぺらく見えてしまう。
その点、坪内祐三の「小林秀雄への距離をうまく掴めない」などは、
どこか自分の気持ちを代弁してくれているようで、素直に読めました。

《批評とは竟に己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか》。
小林秀雄は処女作で、そう書いていたんだっけ。

「懐疑的に語られた夢」。
結局のところ、これ以上にうまく、この作家を評した言葉を僕は知りません。
27歳にして、これほどまでに完璧に自らをあらわす言葉を見いだした才能には、嫉妬さえ覚えます。

批評対象の距離からいっても、精神分析との関係をとっても、時代との付きあい方を見ても、
彼はずっと「懐疑的に語られた夢」の側にいた。そんな気がするのです。
夢や無意識を根拠に、現実を裁くこともなく。
現実を引きあいにして、夢を嘲笑することもなく。

以前は、僕も「懐疑的に語られた夢」を「自意識の球体」とパラフレーズして読んでいました。
でも、それでは何か大切なものを読みおとしてしまう。そんなふうに今では思っています。


僕もまだ、夢見心地から覚めていないみたいです。


【記録グラフ】
腕立て伏せ
0回
腕立て伏せ(回) のグラフ
スクワット
0回
スクワット(回) のグラフ
腹筋
0回
腹筋(回) のグラフ
体脂肪率
23%
体脂肪率(%) のグラフ
カロリー比較
カロリー比較(kcal) のグラフ
食事の記録
1864kcal
食事の記録(kcal) のグラフ
体重
55kg
体重(kg) のグラフ
   
【食事の記録】
7時
きつねうどん(1人前) 428 kcal
12時
味噌汁(1人前) 89.8 kcal
19時
キャベツ炒め(1人前) 88.6 kcal
ベーコン(1人前) 81 kcal
ご飯 中(1人前) 235 kcal
ビーフシチュー(1人前) 690 kcal
22時
ロッテ 爽 バニラ [カップ] 200ml(1人前) 252 kcal
  1864 kcal
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