steedさん
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09年10月16日(金)
厚紙切符 |
< おでん
| 淀川河川公園 >
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【今日のできごと】 朝トレ Jog & Walk 淀川右岸 → 山崎樋門 → 聖天さん
【今日の感想】 自動券売機が普及し、厚紙の乗車券が身の回りから姿を消して久しい。歌人の小池光さんに一首がある。<厚紙の切符のころは耳に挟み眠れる人もいたり夜汽車に>(現代短歌文庫「続・小池光歌集」) 旧国鉄の改札を通る時、ハサミを入れる人の握力が伝わってくる「パッチン」という音と、切符の刻み目に触れた指の感触と、ともに懐かしい。昔の厚紙、今いずこ・・・・ と見渡せば、JR西日本の経営陣が”面の皮”として受け継いだようである。 福知山線の脱線事故をめぐって旧国鉄OBなど4人に対し、国の事故調査委員会が開く意見聴取会の「公述人」に応募するよう働きかけ、うち二人には資料代として10万円ずつ謝礼を支払ったという。犠牲者106人の無念と家族の悲しみを思えば、買収じみた工作は恥ずかしくて普通にはできない。厚顔のなせるわざと言わざるを得ない。 2009.10.16 よみうり・編集手帳より 抜粋
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