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10年03月18日(木)
白熱電球 |
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【今日のできごと】 今朝の奈良時代一周より ”あおによし”とは、「奈良の都」にかかる枕ことばだが、その意味は、建物の朱塗りの柱と格子状の窓に塗られた緑(青)の色からきているという。 日本古来の伊勢神宮や出雲大社などの建物は白木造りだが、奈良時代に唐の様式に倣った都造りがなされ、こうした色彩が取り入れられた。 あおによしの”に”は朱色の事。魔除けで福を呼ぶ色といわれる。緑(同義であお)はその引き立て役だ。 その比率は 7:3 と決められているそうだ。
【今日の感想】 かつて数々の名作ドラマがそこから生まれた『東芝日曜劇場』(TBS)。番組の冒頭で流れていたCMソングの歌い出しは「光る 光る 東芝…」である。 東芝の社歌も「光満ちわたれ はてなく届け わが生む光・・」だそうな。『光』に重きが置かれているのは、東芝の前身が白熱電球の国産化を成し遂げ それが創業事業の一つであったからともいう。東芝が電機業界の大手では初めて、白熱電球の製造を昨日で中止し、120年の歴史に終止符を打った。 政府は温室効果ガス削減のため、消費電力の大きい白熱電球の生産を2012年までにやめるよう各メーカーに要請しており、それに応えたものであろう。 かぐや姫は『赤ちょうちん』(曲・南こうせつ)で 「あのころ ふたりのアパートは 裸電球まぶしくて・・・』 と歌った。向田邦子は随筆やドラマの中で 切れた電球に靴下をかぶせてほころびを繕う母を描いた。夕日のようなオレンジ色を帯びた白熱電球はやがて、人々の記憶の中に灯ることだろう。 2010.3.18 読売・編集手帳より
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