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11年01月25日(火)
ヤボなはなし |
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< 平安京
| 京都・花街 >
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【今日のできごと】
【今日の感想】 歌舞伎界のスターであった十五代目市村羽左衛門が来ているらしいわ、どこにいるのかしら・・・と、女性客がざわめきだす。ご本人が手を挙げ て言った。「ハーィ、ここですよ」。 私的な時間を世間の耳目で乱されることに、誰もが十五代目のように おおらかなわけではない 。耳目どころ か簡易ブログ「ツイッタ―」という ”口” を世間が供えた現代は、顔の売れている人には受難の時代であろう。 「うちの店に××が、彼女と一緒に来たよ」。ホテルやレストランの従業員が、客として訪れた著名人の行動を暴露し、店側が謝罪する騒ぎが 相次いでいる。従業員も無傷では済まないらしい。 ”犯人探し”の末に実名や顔写真がネットにさらされた事例もある。 店の信用を傷つけて 損害賠償を求められる可能性もあるという。 目撃ばなしをしたいのなら、友人や家族に留めておくのが賢明のようである。 客の秘密を守る職業倫理・・・・・ などと堅苦しい話を持ち出すまでもない。 切られの与三やお祭り佐七など、粋な人物を当たり役にした羽左衛門ならば言うだろう。「ヤボは、よしねェー」 2011.1.25 読売・編集手帳
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