こんなはずじゃないさん
最新の記録ノート
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13年10月23日(水)
海は寒い~。 |
< ボーナス!
| 今日は寒い~。 >
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って故人の声が聞こえる。 と言うのはお坊さんが言っていた話。
お墓を立てたり供養をして亡くなった人を偲ぶ習慣は、 基本、残された人の気持ちのやり場を作るためにあるのだと思ってた。
でも、父ちゃんのお友達の坊さんが、 最近は本人の希望で死んだら海に灰をまく散骨が流行っていて。。。という話をし始めたそう。 その坊さんの檀家さんも「死んだら海にまいてくれ」との希望だったので、 葬儀の後親族が船を出し海にお骨をまき、お坊さんがお経をあげたらしい。 そして翌年の一周忌。 また船を借り家族とお坊さんで海にお参りに行ったら、 坊さんがお経をあげている間「寒い~。寒い~。」って聞こえるらしい。 たまりかねて坊さんは家族にその旨を伝え、 家族もそれはいかん!ということになったのだが、 いざ今更お墓をたてるにも肝心のお骨が残っていない。 慌てて親族一同に尋ねてみると、 一人だけよう散骨せずにこっそりお骨を持ち帰った女性がいた。 そこで早速お墓をたててそのお骨を入れて供養をしたらしい。
その坊さん曰く、「そう言ってお墓を買わそうとする悪徳坊主もいるからなんとも言えないけど、 個人的には、やはり世界中の人々が長きに渡って行なってきた慣わし通り、 魂は他の親族とちゃんとお墓に入れて供養するのがいいようです。」らしい。
その坊さんは父ちゃんの東京の友達なだけで、うちのお寺さんでもなければ、 うちがその坊さんに東京の墓を売りつけられるわけもないから、 その坊さんが父ちゃんに嘘をついても仕方ないだろう。 つまり、これが本当の話なら、あまりにも恐ろしい話である。 墓は、残された人の心のよりどころだけじゃなく、 やっぱり故人の魂が落ち着く場所なのだ。 うちの両親には、絶対に散骨はしてあげないと宣言しておこう。
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