京の楽しみかた。【次男(眉太)さんの健康管理カラダカラノート】

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07年05月12日(土)

京の楽しみかた。

< 多忙。  | ちゃんこ。 >
今日は、京都のマニアックな楽しみ方をひとつ。
季節は6月末がオススメです。

京阪で四条まで行ってみましょう。
鴨川沿いにたくさんのカップルがいちゃついています。

河川敷まで降りて、鴨川とは逆を見てみましょう。
鴨川と並行するように小川があります。

この小川の名前を知っていますか?
みそそぎ川という名前だそうです。

さあ、長靴を履き、タモを持って小川に入りましょう。
みんなじろじろ見ますが気にせずに川底をタモでがちゃがちゃやると。
けっこう珍しいナベブタムシというタガメやタイコウチの仲間が捕れます。

あんな川床とかになっている川にいるのは感動ですね(マニアには)

次に三条まで上り、そこから蹴上のほうへ行きます。
疎水に沿って歩いていると、ヒメジョオンの花に。
黄色いトラフ模様の小さなチョウが止まっていることがあります。

これはキマダラルリツバメといって福知山市では天然記念物に指定されているほどのチョウなのです。

このチョウがすごいのは。
幼虫がアリの巣に住んでいて、アリに育ててもらっているという一風変わった生態を持っているところです。

下翅の2本の尾なんてかっこよすぎます(マニアには)
5mの虫網を振り回してゲットしましょう。



初夏のデートは。
京都の裏街道で決まりですな。


そして。
ドライブコースなら。
比叡山がオススメ。

オオセンチコガネというフンコロガシがあなたを待ってます。
オオセンチコガネは赤っぽい金ぴかのコガネムシのような昆虫で飛んでいる姿なんかはまるで宝石が戯れているような感覚に襲われます。

比叡山でオオセンチコガネを楽しんだ後は、京都の山科方面の牛尾山という山に行ってみましょう。

この山では、な、な、な、なんと。
先ほどのオオセンチコガネが赤っぽくなく。
緑色で金ぴかなのです!
通称ミドリセンチコガネと呼ばれているやつです。

さあ、まだドライブは続きます。

少し足を伸ばして奈良まで行ってみましょう。
奈良公園に着くと多くの鹿が出迎えてくれます。

この鹿にはシカシラミバエというクモのようなハエの仲間が寄生していることがあります。
僕が鹿をなでているときは、この虫を探しているところです。

さあ、鹿の糞の上に輝く虫がいます。
そうです。
青っぽいオオセンチコガネです。

通称ルリセンチコガネです。

日本広しといえども。
このミドリセンチコガネとルリセンチコガネが見れるのは。
近畿だけなのです。

関西に生まれたことを。
神に感謝しなくてはなりません。


センチコガネがコンプリートした帰りのドライブは。
いい雰囲気になってるに違いありませんネ。



コメント
メッシ 2007/05/14 01:27
なかなかマニアックでビックリしました。

一匹足りともしりませんので、

検索してキマダラルリツバメの写真だけ見ておきました。

そういや先日、幼少期から都心に住む友人と話していたところ、

「ヒラタクワガタってとったことある?」

と聞かれ、当然あると答えたところ、かなり感動されました。

一般的にはヒラタクワガタって珍しいのでしょうかね。
ぬこぬこ 2007/05/14 10:56
鴨川沿いでいちゃついてるたくさんのカップルは、
実は俯瞰で見るときっちり等間隔に並んでいると
聞いたことがありますが本当でしょうか?
気になって夜も寝られません。
あるえがく 2007/05/14 12:30
それらのインセクト達はキャプチャーして帰るのでしょうか!?
それが気になりました。




霊長類ヒト科 カモガワノアベック

等間隔で並ぶ修正を持つ。比較的若い個体であることが多い。

>ぬこぬこ氏
本当です。似た種族にロッコウテンボウダイノアベックという種族もいるそうです。

次男(眉太) 2007/05/15 20:14
ヒラタクワガタ、実際珍しいですよね。
うちの裏山じゃあ、ミヤマのほうがよく採れます。



鴨川のカップルは。
基本的には等間隔です。

ただし、隣のカップルのいちゃつき具合を観察しているカップルもどきは。
異常なまでに隣に接近していることがあります。


インセクトは、すぐ採り、すぐ殺し、長く眺めるが基本です。
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